藤木直人が主演を務める「連続ドラマW 黒鳥の湖」が、2021年7月よりWOWOWにて放送及び配信されることが決定。併せて、藤木のほか吉瀬美智子、三宅健、財前直見という豪華キャストの出演が明らかになった。
本作は、「愚者の毒」で日本推理作家賞を受賞し、その後もミステリー小説の傑作を次々と発表している人気急上昇中の作家・宇佐美まことの「黒鳥の湖」ドラマ化。宇佐美の作品が映像化されるのは本作が初となる。
物語は、18年前のとある事件をきっかけに財産を手に入れた男が、それに酷似した新たな事件が発生したと知ったことから動き出す。自身の過ちと向き合うことを余儀なくされた彼の元に、やがて因果が巡って災いがもたらされていく…というミステリーだ。
藤木が演じるのは、“ザイゼンコーポレーション”の社⻑で、過去の過ちに罪悪感を感じながら次第に翻弄されていく主人公・財前彰太。また、彰太の妻で、事件に巻き込まれていく中で過去の秘密が明らかになる財前由布子役を吉瀬美智子が務める。
さらに、寺の住職の息子で、由布子が参加した“瞑想の会”を開く若院役に三宅健、若院の母親で、由布子を精神的に支え良き相談相手となる大黒様役に財前直見と、豪華キャスト共演陣も決定。現在と過去が複雑に絡み合い、人々の闇や傷が次第に明らかになっていく展開に注目だ。
若い女性が拉致され、持ち物が次から次へと家族のもとに送られてくるという事件が発生。ザイゼンコーポレーションの社⻑・財前彰太(藤木直人)は、興信所の調査員をしていた18年前、「娘が拉致されワンピースの切れ端や切り刻んだ下着、はがされた爪や写真が送られてきた」という事件の調査を谷川という男性から依頼された過去があった。
似たような事件が起きたことを知った財前は動揺する。なぜなら、今の華々しい生活があるのは、財前がその事件を利用して大きな“細工”をしたからだった。その“細工”により18年前には真犯人は逮捕されなかった。それから18年が経った今、犯人が再び動き出しているのか…。
そんな中、財前の愛娘・美華が行方不明になり持ち物が送られてくる。財前は18年前の“細工”のバチが当たったのだと考える。さらに、独自に調べを進めるうちに、妻・由布子(吉瀬美智子)の過去を知ることになり…。
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