BEYOOOOONDS出演の演劇女子部「眠れる森のビヨ」がスタート『新たな一面をぜひ観ていただきたいです!』

2021/04/19 16:02 配信

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BEYOOOOONDSが出演する演劇女子部「眠れる森のビヨ」公演がスタート※提供写真

BEYOOOOONDSが出演する演劇女子部「眠れる森のビヨ」公演が、東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロで4月16日にスタートした。

同作は高校演劇部に所属する主人公と部活メンバーたち、そして幼なじみとの関係を描く現代劇。全国大会を目指しながらも演目決めの段階からぶつかり合う演劇部員たちを納得させるため、主人公のヒカル(平井美葉)は部員たちに任命される形で脚本制作を担当することに。おとぎ話「眠れる森の美女」を下敷きにヒカルが書き上げた脚本で演劇部は大会へ臨むが…というストーリーになっている。

BEYOOOOONDSにとって舞台4作目となる「眠れる森のビヨ」はこれまでと違い、初めてメンバー12人のみで完結。「高校演劇って、ちょっとダサいイメージあるよね」と劇中でヒカルが何げなくこぼす一言とは裏腹に、演劇部のメンバーがそれぞれの思いをぶつけ合い、大会にむけて一丸となっていく姿は、時に胸が痛み、また熱くさせられるピュアな青春群像劇そのもの。

一方で、唯一演劇部のメンバーではないヒカルの幼なじみ・ヒマリ(島倉りか)の存在も重要な要素になっている。ヒカルはわがままを言うヒマリに優しくし、一方でヒマリは脚本を書くヒカルを見守りながら時に切ない表情で言葉を投げかける。やがてヒカルとヒマリと演劇部員たちが一堂に会し、そこからヒカルの日常は徐々に軋み始めることになる。

とある関係性の中では青春ドラマでありながら、別の関係性の中では異なるドラマが平行して進んでいるという、いち人物の多面性がリアルでもあり、その多面性を一身に引き受けるヒカルの行く末に最後まで目が離せないストーリーとなっている。