ことしでデビュー20周年を迎えたモーニング娘。’17が、通算63枚目となるシングル「BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー」(3月8日リリース)の発売記念イベントを、池袋サンシャインシティの噴水広場で行った。
本作は、アニバーサリーイヤー初のシングルだけでなく、昨年12月に加入した13期メンバー「加賀楓」と「横山玲奈」を迎えた新体制の初シングル。イベントでは新曲2曲と、往年の名曲「ここにいるぜぇ!」や、マルコメとのコラボ商品で話題となっている、デビュー曲の「モーニングコーヒー」のリメイク曲で、今回がファンの前では初披露となった「モーニングみそ汁」の計5曲を熱唱。会場に詰めかけた約2000人のファンを盛り上げた。
MCコーナーでは、本日3月7日が誕生日で15歳となった最年少メンバー羽賀朱音をサプライズで祝福。メンバーと会場に訪れたファン全員でハッピーバースデーを熱唱する一幕も。これには羽賀も「こんなに大勢に祝ってもらったのは初めてなので、やばいですね!」と大感激。ほかのメンバーから15歳になった目標を問われると「苦手なものが多すぎて生活が困難。魚も食べられないし、見るのも得意じゃない。暗いところも苦手だから寝るのも怖い。そういうのを減らしていきたい!」と中学生らしい悩み(?)を吐露し、新たな飛躍(?)を誓っていた。
イベント終了後の囲み取材で、新メンバーの2人に関して記者から質問がとぶと、リーダーの譜久村聖は「すごい覚えが早い。フォーメーションダンスに早くなじんでくれたので、かっこいいシングルになったと思います!」と大絶賛。10期メンバーの石田亜佑美も「新メンバーが加入した最初のシングルは振り付けが単純になりがちなんですけど、今回は複雑なフォーメーションダンスに挑戦できた。ものすごく優秀な子たちだったからだと思う」と、これに賛同。ただ13期メンバーの教育係である工藤遥は「強いて言えば、先輩とかぶっていること(髪型や出身地、趣味)が多すぎる。先輩とかぶるっていうのはダメだということを、教訓として教えていきたい」とチクリ。
また本日発表となった6月25日の香港公演の話題になると、譜久村は「昨年卒業した、鈴木香音ちゃんが海外ではダントツで大人気だった。でも、横山ちゃんもすごく笑顔がチャームポイントなので新しい海外人気担当になれるかも!」とぽっちゃりアイドルの後継に新人の横山を指名。これに対し横山は「13期は加入したばかりなので、海外の方にもどんどん笑顔でアピールしていきたい!」とキラキラとした笑顔でにっこり。
また、モー娘。の歌姫である小田さくらも「つんく♂さんから、モーニング娘。の曲は、海外で通用するものしかつくってないと言われている。つんくさん♂のイズムを海外に発信したいです!」と気を引き締めていた。
モーニング娘。'17は、この新曲を引っさげ3月18日から春ツアーがスタート。ツアーファイナルとなる5月26日(金)には、日本武道館公演も決定している。
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