桜田ひより、高校卒業で女優に集中「より一層作品に向き合える」<インタビュー>

映画「未来へのかたち」に出演する桜田ひよりにインタビュー 撮影=金澤正平/メーク=面下伸一(FACCIA)、スタイリスト=福田亜由美(crepe)

砥部焼で巨大な聖火台を作る家族の再生物語を描く映画「未来へのかたち」が、5月7日(金)から全国で公開される。

約240年の歴史を誇り、国の伝統的工芸品に指定されている愛媛・砥部町を中心に作られる陶磁器・砥部焼を題材にした本作。砥部町でオールロケが行われ、同町出身の大森研一監督がメガホンを取り、脚本・編集も手掛けた。

出演者には主人公・高橋竜青役の伊藤淳史をはじめ、竜青をそばで支える妻・幸子に内山理名、見習い陶芸家・武に飯島寛騎(男劇団 青山表参道X)、竜青が幼きころに亡くした母・典子に大塚寧々、全国に名声を博す陶芸家である兄・竜哉に吉岡秀隆、そして息子たちの師匠である父・竜見に橋爪功が名を連ねている。

「WEBザテレビジョン」では、竜青の娘・萌を演じる桜田ひよりにインタビューを実施。作品への思いや撮影の様子、さらに砥部焼や砥部町の魅力などを語ってもらった。

竜青(伊藤淳史)の娘・萌を好演


――まずは台本を読んだときの感想から教えてください。

伝統的な陶芸に触れるというのは初めての経験になるので、どんな感じになるのかなぁと思いながら台本を読みました。単なる家族の物語というより、一人一人がプライドを持ってお仕事をして、お互いを高め合っていける家族を描いている作品だなと感じました。

――それまでの陶芸のイメージは?

なんか粘土…みたいな(笑)。それを固めて焼いてということくらいしか…ほとんど知らなかったです。でも、この作品に参加するということで自分なりに調べて、撮影に臨みました。

――陶芸へのイメージは変わりましたか?

すごく変わりました。こんなにも時間と手間が掛かるんだなと。そして、本当に作る人の思いが詰まっている。一つ一つが手作業なので、同じような模様だけどそれぞれ表情が違ったりするんです。そういうところにも楽しさ、面白さがあるなと思いました。

――演じた萌という女の子は、おっちょこちょいなところもあるようですね。

そうですね(笑)。陶芸一家に生まれたので、それを受け継いでいきたいという意志もありつつ、新しい風も吹かせたいという思いもある、好奇心が旺盛な女の子で…でも、やっぱりおっちょこちょいで(笑)。周りに迷惑を掛けちゃうような、でもどこか憎めないような、そんな愛らしい子だなと思いました。

――ご自身と似ているところはありますか?

何かに向かって一生懸命な、若者なりの頑張りというか(笑)。それは、私が(撮影時は)高校生だったというのもあるので、そういう目線は共通しているのかなと思いました。

――伊予弁でのせりふも苦労したのでは?

台本をいただいた段階で方言データもいただいて、それを聞きながら台本を覚えました。細かいイントネーションが大事なのですが、「◯◯なんよ」など語尾のイントネーションが上がったり下がったりするところなどが、普段使っている言葉とは違ったので難しかったです。大阪弁などとは違ってあまり聞いたことのない方言だったので、難しかったなと感じました。

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