本日発売! 崎山つばさ「心のよりどころになるようなものを」、ミニアルバム「latte」に込めた思い<インタビュー>

2021/04/21 06:00 配信

音楽 2.5次元

【写真を見る】深紅の花々と崎山つばさ。美しくも儚い表情をみせる撮影=MARCO

ーーさらにアルバムには、崎山自身が作詞した楽曲が多数収録されている。
「今作のリード曲『叫べ』は歌詞も含めて“ダークで苦々しい”をテーマにしています。今までの楽曲にはない世界観に注目して聴いていただけたら。もう一曲は今の時勢を鑑みて、“普段会いたい人に会えない、会いたいけど今はやめておこう”というテイストの曲です。リリースタイミングを考慮して、春っぽい香りを感じる爽やかな詞にしました。また、『STORY』という曲は、父が若かりし頃に作った曲で、今回僕が作詞をしました。1980年代の恋模様的な内容になっています。今までにないタイプの曲が収録されたミニアルバムになっているので、楽しみにしてもらいたいですね」

ーー着実に、アーティストとしてステップアップを重ねている。音楽活動での夢は「千葉県にあるZOZOマリンスタジアムでワンマンライブ」と以前語っていたが、現在は?
「確かに凱旋公演は、いつかやりたいです。大きなところで歌ってみたいという夢はもちろんありますが、昨年からのパンデミックを経験して、音楽の大切さをより実感しています。会えなくても、近くにいなくても、音楽はいつでも聴ける。僕自身、聴くことで気分が軽くなったり、支えになる瞬間がありました。僕の曲を聴いてくれる人にとっても、心のよりどころになるようなものを作っていきたいです」

取材・文=篠崎美緒

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