<試写室>横山裕と川原瑛都、運命の2人が織り成すハートフル・コメディー「コタローは1人暮らし」がスタート!

2021/04/24 10:45 配信

ドラマ

キャリーケースを引いてアパートに現れたコタロー(川原瑛都)(C)テレビ朝日

第1話のあらすじ

昔懐かしいたたずまいの「アパートの清水」のとある一室。初デートをすっぽかされたと怒り心頭の彼女から盛大な平手打ちを食らった売れない漫画家・狩野進(横山裕)が、寝起き状態のボロボロな姿で座り込んでいると、インターホンが鳴る。“彼女が戻って来たのかも!”とドアを開けると、そこには高級ティッシュを差し出す小さな男の子が一人で立っていた。

コタロー(川原瑛都)は高級ティッシュを持って狩野(横山裕)らにあいさつ回りを行う(C)テレビ朝日


「隣に越してきた“さとう”と申す。以後、お見知りおきを」と告げる男の子に、確かこのアパートは子連れ入居禁止だったはずとけげんな表情を浮かべる狩野。この不思議な話し方をする5歳児・さとうコタロー川原瑛都)は、自分は1人暮らしだとキッパリ宣言する。状況が飲み込めず、ぼう然とする狩野に追い打ちを掛けるように、出版社の編集担当・福野一平(大倉孝二)から催促の電話が掛かってくる。さらに、まずは腹ごしらえ!と冷蔵庫を開けるも中はスッカラカンだった。

コタローをかわいがることになる美月(山本舞香)(C)テレビ朝日

そんな中、インターホンが鳴り、再びコタローがやって来る。部屋にお風呂が見当たらないというコタローに、狩野は近所の銭湯を教える。張り切って銭湯に向かうコタローを「面倒なやつが引っ越してきたな…」とため息ながらに見送った狩野だが、コワモテの住人・田丸勇(生瀬勝久)が電話で怒鳴り散らしている姿を目撃、さらにテレビで5歳児の行方不明事件のニュースを見て、急に一人で出掛けたコタローが心配になる。慌てて後を追い、一緒にアパートに戻って来ると、住人・秋友美月(山本舞香)にバッタリ遭遇する。

大人顔負けの言動をするしっかり者だが、アニメ「とのさまん」が大好きで主人公と同じ“殿様語”を話すなど、子どもらしい一面ももつ訳アリ5歳児・コタローと衝撃の出会いを果たした狩野、そしてアパートの住人たちの不思議な交流が始まるという物語が描かれる。