宮世琉弥、終盤のキーパーソン抜擢で「キャスト発表されるのは正直怖かった」

2021/04/24 18:00 配信

ドラマ インタビュー

宮世琉弥撮影=玉井美世子/スタイリスト=徳永貴士/ヘア&メーク=礒野亜加梨

撮影のたびにアドバイスもいただきました

――難しい役どころですが、どう役作りしていったのですか?

監督と念入りに話し合って、撮影のたびにアドバイスもいただきました。例えば、「今のだと悪いことをしている感じになってしまっているから、純粋に子供が公園で遊んでいる感覚でやって」と仰っていただいたり。

――撮影のなかで急遽取り入れた仕草や表情などはありましたか?

監督とガチガチに固めて行ったのであまりないですが…、あ、一つだけ僕の仕草を取り入れました。鼻を触ったり、髪をかき上げるクセがあって、それを取り入れています。

――ぼっちゃんは見た目と中身にギャップのある役ですが、宮世さんのギャップは?

よく言われるのは、「見た目は大人っぽいのに、話したら16歳」です。しゃべったら、なるほどねと(笑)。喋り方とか…、漢字の読み間違いが多くて。この間も「重版」を“じゅうばん”と読んだり、京都の「清水寺」を“しみずじ”と読んだり…。「珈琲いかがでしょう」の原作を読んだ時もヤクザの「鞍替え」を“くつがえ”って読んじゃいました(笑)。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

本当に楽しい雰囲気で、笑顔が絶えなくて。中村さんが笑わせてくれたり、リードしてくれたんです。本当に教わることが多くて。一番すごいと思ったのは、カメラワークについてです。監督さんと一緒に話し合っていたり、アクションの時は殴るシーンを「ここから撮った方がいい」とカメラマンさんと話していたり、プロだなと思いました。僕はまだまだなので、いつの日かあそこまで行けるようになりたいです。