松坂桃李、大石静脚本の予測不可能なラブコメに「キスするのかすごく気になってます」<あのキス>

4月30日(金)スタートの金曜ナイトドラマ「あのときキスしておけば」(テレビ朝日系)で共演する松坂桃李、井浦新、麻生久美子撮影=大石隼土


このドラマはオジ巴だけでなく、とにかく見どころが多い。とことん不器用な桃地のポンコツっぷりや、巴に翻弄(ほんろう)される姿。セレブで自由奔放かと思いきや、“蟹釜ジョー”として漫画を描くときはまるで別人になる巴。オジ巴のときはとにかくかわいいが、素顔は影のあるマサオなど、気になるポイントだらけ。そこで、ご本人たちに注目すべき、気になるポイントを教えてもらった。

松坂:タイトルが「あのときキスしておけば」なので、(桃地とオジ巴が)キスするのかどうかが、内心すごく気になっています(笑)。どういう結末を迎えるのかも気になりますが、キスするのかどうかも一つの見どころですかね。

麻生:私は第1話で死んでしまうので。

松坂:ですね(笑)。

麻生:この先、オジ巴に乗り移った魂がどうなってしまうのか。最終的には魂もなくなってしまうのか? それから巴は漫画家なので、漫画「SEIKAの空」がどうなってしまうのか? も気になります。あとは単純にお二人のやりとりが面白いので、そこが見どころだと思いますね。

井浦:巴とオジ巴は、見ているだけでシンプルに面白いと思います。でも、その2人に関わる桃地の心の動きは、だいぶ繊細な表現になると思うんです。巴とオジ巴の間で気持ちが行ったり来たりするので、松坂くんが見せる桃地の心の動きが一番面白く、見どころだと思います。

取材・文=及川静