――ではここからは宮沢さん個人について伺います。この冬は「JR SKISKI」のCMに出演されて話題となっていますが、ご自身としてはいかがですか?
「JR SKISKI」は、昔から本当に一番好きなCMでしたし、歴代のこのシリーズに出てきた方々は、今ではスターになっている方が多いので、その中に加われたというのがとてもうれしいです。実は前にも一度オーディションを受けたことがあって、その時には落ちているんです。本当に悔しくて、家に帰って1週間くらいは「何で落ちたんだろう」と考えましたね。それで、「もう1回チャンスがあれば絶対に取る」と自分の中で決めていました。
今回オーディションの話が来たときは、歴代のCMを全部見て、絵コンテなどもチェックし「どういう役がいいんだろう」と考えたり、すごく勉強して。当日も家を出るまでずっと歴代のCMを見て「よし、これで行こう」と。
オーディションでは自分のイメージ通りにできたので、「これで落ちても悔いはない」という気持ちでした。受かった時は相当うれしくて、「やっと取れた!」と家中を飛び回りました(笑)。
今まで家中を飛び回ったのは2回あって、1回目は「MEN’S NON-NO」のモデルに決まった時で、2回目がこのCMに決まった時ですね。一日中騒いで、親にも「やりましたよ!」と報告しました(笑)。
周りの反響はすごく大きいですね。いろいろな方にCMを「見たよ!」と言ってもらえて。何年も連絡を取っていない友達からも、急に電話やメッセージが来て、「あれ氷魚だよね?」って(笑)。
――バラエティー番組などにも出演して活動の幅を広げている宮沢さんですが、2017年はどんなお仕事に挑戦していきたいですか?
もちろんバラエティー番組なども引き続きやっていきたいです。ですが、約1年間演技の勉強をしてきて、やっと準備期間が十分取れたかなという気持ちがあります。なので、今年はドラマであったり映画であったりと、役者・俳優としての仕事にもチャレンジしたいと思っています。
去年はNHKでドラマ仕立ての番組に出演させてもらったり、先日は「痛快TV スカッとジャパン」(毎週月曜夜7:57-8:54、フジテレビ系)にも出させてもらったりと、徐々にチャンスは出てきているので、そういった演技のお仕事をもっとやりたいなと思っています。
――世間は卒業シーズンで、宮沢さんもこの春に大学を卒業するとのことですが、大学生活はいかがでしたか?
すごく楽しかったです! 僕は、大学最初の2年間はアメリカに行っていて、その後に日本の大学に編入するために帰国したのですが、帰ってきたタイミングで仕事を始めたので、最初は学業と仕事を両立させるのが大変でした。授業に行って、途中で抜けて仕事に行って、また学校に戻るみたいなことを繰り返していました。
周りにも仕事をしている大学生はいたのですが、仕事を優先して大学を辞めてしまう人が多かった印象です。
ですが、僕はその両立を続けてきて良かったなと思っていて。“学校を卒業した”という達成感が、今後の自分に役立つと思っていますし、親孝行でもあるかな、と思います。これからは仕事に集中するという意味で、卒業が区切りになると感じています。
学校生活は大事にしていました。仕事などでストレスがたまったときに、学校に行くと友達もいっぱいいるし、ストレス解消もできたので。バランスが取れるというか、心の健康的にも良かったと思います。
もちろん勉強は大変でしたが、“意識を変える”という面では学校が救いの場になっていました。卒業は寂しいですが、やっと仕事に100%専念できるので、そこは楽しみです。
――では最後に番組の見どころと、個人的に見てほしいポイントがあればお願いします。
この番組は毎回すてきなゲストの方々が出てくださっている他、料理やウエルカムドリンク、ゲストの方の生活が分かるVTRなど、すごく盛りだくさんな番組です。
また、僕がゲストの方にプレゼントを買いに行くという新しいコーナーができたのですが、自分のコーナーが持てたというのがすごくうれしいです。それに、ロケがすごく大好きなんですよ(笑)。
最初は何も知らずMCもできなくて小籔さんに引っ張ってもらったのですが、今では自分でもっと発信していける自信があるので、自分の成長を視聴者の方にぜひ見てほしいです。
また、コーナーが増えるなど番組自体も徐々に進化していくので、その変化も楽しんでもらえたらと思います。
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