THE RAMPAGE・RIKUが感じた“格闘家”たちのパワー「この番組を通して、たった1人の人でも救えたら」<インタビュー>

2021/04/24 12:00 配信

バラエティー 音楽 インタビュー

RIKUインタビュー(C)AbemaTV, Inc.

12人ががむしゃらに頑張る姿を通して、1人でも救えたら最高


――現在の選手の中で注目してほしい選手がいましたら、教えてください。

書類選考の約200人から一次審査、合宿の二次審査を経て、12人になりましたが、本当にみんな強くて、面白いぐらいに得意ジャンルが違うんです。レスリング出身の岡田(達磨)くんはタックルがうまかったり、片や立技にすごく長けているTeam GENEの(宇佐美正)パトリックくんがいたり。ですから、なかなか決め難いんですけど、メンタル・フィジカル共に抜き出ているなと感じるのは中村倫也くんですね。唯一、LDH所属で背負うものもあると思いますし、人柄はすごく穏やかなんですけど、練習に対する姿勢とか、妥協しない姿を見ていると一つ頭が出てるのかなと思います。

でも、全員注目してください!本当に全員頑張っていて、ステキな12人ですので。最終的に残れるのはわずかだと思いますが、たとえ、LDH所属になれなくても素敵なファイターになってほしいなと心から思います。もっともっと一人一人を知って、もっと番組を通して、具体的なサポートをしていきたいです。そして、ご覧になる皆さんにもっともっと彼らのことを好きになってほしいです!

――この番組を通して、伝わったらいいなと思うことは?

彼らはたまたま格闘技だっただけで、生きていたら、何か目標に向かって頑張ることって、普通にあることだと思います。まだやりたいことや目標が見つからない人もいると思いますが、“一つのものに向かってがむしゃらに頑張ることはこんなに素敵なことなんだよ”ということが、シンプルに伝わったらうれしいなと思います。

それから、格闘技には勝ちか、負けかしかないですが、負けたとしても得られることがたくさんあると思います。例えば、試合で負けたら、練習で強化すべき部分が分かったりする。それは格闘技に限らずに言えることだと思うので、これから“何か”を目指したい学生の方に、特に見てほしいなと思います。なかには一度就職したけど、ツラくて辞めてしまった人もいると思います。でも、ちょっと外の世界を見たら、こんなに頑張ってるヤツらがいる。僕も私も頑張んないとって思ってもらえたら。究極のことを言うと、この番組を通して、たった1人の人でも救えたら最高だなと思います。僕もそういう思いで歌っているので!

※高谷裕之の高、正しくははしごだか