――番組への思いも徐々に変わってきたと。
一緒に番組を作ってくださっている方との“仲間意識”というものも強く感じるようになりました。
2020年12月に自主公演をさせていただいたのですが、その公演は“ひとりでもできる歌舞伎を作りたい”という思いでやらせていただいたんです。
ひとりでできる舞踊とひとりでできる劇を作っていただいたのですが、実際にパフォーマンスをするのは自分だけでも、そのために色んな人が関わっていて…。
やってみた結果、ひとりでできる歌舞伎ってないなと痛感しました。
番組も同じで、ゲストがいらっしゃらない時はもちろん出演者は僕ひとりですが、そのために台本を用意してくださって、音声さんがいらして…。自分のために動いてくださっている方がたくさんいる。
だからこそ「今日の収録もよかったな」と思ってもらえるように、後悔のないようにやることを心がけています。
――ちなみに4年前の取材では「時間配分に気を付けて収録をしたい」とおっしゃっていましたが、その辺りはいかがですか?
何の改善もされてないですね、むしろひどくなっているかも…(笑)。
ゲストの方がいらしてくださった時にはお話が聞ききれないし、自分も色んなことを聞きたくなってしまうので、編集が申し訳ない…と思いつつも、そこまで気にせずにやっています。
だからこそ、ゲストの方とのトークも盛りだくさんでお届けできているかなと。
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