――キラは衣装も特徴的なものが多い印象があります。
肌の露出が多いですよね、あみあみのいろいろ見えているやつとか(笑)。クランクインのときはまだ3月で寒かったので、肌の露出が多いときは外での撮影が無いことを祈っていました(笑)。
ジェンダーレスな格好をさせてもらったりして露出があるから、キラにはワキ毛が生えてちゃダメだなと思って、首から下は綺麗にしたりとか、衣装というよりは体の方を意識しました。衣装合わせのときから結構露出が多めだなと思っていたので(笑)。
――お化粧やネイルにもすごく気合が入っていますよね。
そうなんです。今も透明のネイルをしていて爪がツヤツヤしてるんですが、例えばプライベートで会計の時とか、手元の事情を知らない方に見られるのはなかなか恥ずかしいものがありますね(笑)。
普段ネイルサロンに行かないし、そういう経験も初めてでした。役としては初めてのことが詰まった作品ですね。濃い目のお化粧も、女装するということではなく、男性としてお化粧している状態が普通という役なので新しいですね。ずっとカラコンをつけてお芝居しているのも今回が初なんじゃないかな。
――主演の吉川愛さん、板垣李光人さんとお芝居をしてみていかがですか。
愛ちゃんは、面白いことをするのが好きな子なんだろうなぁと思っています。アドリブでキラが何かしたときには、しっかりと和子としてツッコミを入れてくれたりリアクションしてくれるので。
李光人は、キラのアドリブにも若干の戸惑いを見せながら対応してくれていて、半分ごめんねと思いながら、半分ありがとうと思っています(笑)。周はキラが唯一友達で心を許している人で、キラは人のことをあんまり認めるタイプの人間じゃないけど、周のことは認めている。仲の良い人に見せる顔と、仕事で会う人に見せる顔とは誰もがちょっとは違うと思うんですよね。周とのシーンでは、仲の良い人に見せる安心感とか、距離感が少し近かったりとか、そういう空気感をにじませて仲の良さを表現したいなと思っています。
――4/29(木)には第5話が放送されますが、キラとしての見どころは?
4話の最後では、キラがあさひをデートに誘いました。それを踏まえて5話では、キラが一皮むけるというか、一段だけ階段を上ります。キラにとっては大きな一段だし、失うものも大きいけど、傍から見ると薄めの一段かも(笑)。そんなところを楽しみにしていただきたいなと思います。
※インタビュー後編は5月6日(木)朝6時配信予定。あさひを演じる水野美紀とのエピソードや、本作と同じチームで制作した「おじさんはカワイイものがお好き。」についての話を聞く。
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