女優・木村多江と塗師・佐藤則武が対談、木村は女優業への思いを告白＜SWITCHインタビュー＞

5月8日(土)放送の「SWITCHインタビュー　達人達」(毎週土曜夜10:00-10:50、NHK Eテレ)は、女優・木村多江と塗師・佐藤則武が対談する。

異なる分野で活躍する「達人」同士が、互いの現場を訪ね合い、共通する方法論や成功へのヒントを探る同番組。世界遺産・日光東照宮を訪ねた木村は、東照宮で漆を使った修復を専門とする職人である佐藤と出会う。二人は、境内でそれぞれの仕事への思いを明かす。

佐藤は、400年間繰り返されてきた東照宮の修復について語る。漆は、木材を腐食やひび割れなどから守る天然の塗料で、きらびやかな装飾の下地に使われている。この仕事を続け半世紀、「心が漆にかぶれている」という佐藤が目標とするのは、江戸の職人の技。歴代の職人たちの修復の跡を参考にしながら日々研究しているが、なかなか追いつくことができないという。

それに対し「役が終わっても、気になってつい練習してしまう自分と似ている」と共感する木村は、女優になるまでの道のりや、役作りの方法などを明かす。