「ボウリング願望」「16色の夢クレヨン」と歌った後のMCでは、「今日という日まで、本当に楽しいこと、うれしいこと、つらいこと、いろんなことがあったんですけど、この公演に出合えて私は運命が変わったと言っても過言ではないくらい、この公演と出合えたことで自分の人生は明るくなりました。それこそ一つの“兆し”になったし、皆さんがこうやってこの公演が始まってから10年たっても愛してくださってるというのが、誇らしく、幸せに思っています」と高柳はコメント。
さらに、「AKB48グループの公演で公演名がアンコールの曲っていうのが、この公演しかなくて。『ラムネの飲み方』って曲は、皆さんがアンコールをかけてくれないと歌えない曲なんです。それは曲を最初にもらった時に『本編じゃなくてアンコールにある曲を歌うためにもみんなにもっと見てほしい』『アンコール!アンコール!って言いたくなるような公演を続けていかなくちゃね』って話を(初演当時の)みんなとしたのを覚えているし、こうやって10年やってきても毎回この曲をこの公演で歌えることが、当たり前じゃなくて幸せだなととても感じました。本当に最後になるのかなとも、ちょっと寂しい気持ちもありますが、私も卒業してもこの曲を聴き続けて、この曲にきっと支えられていくんだろうなって思います」と、次に披露する「ラムネの飲み方」への思いを明かした。
そんな「ラムネの飲み方」を全員で披露すると、続くWアンコールではシングルメドレーで再び客席のボルテージを上げると、ステージはいよいよ高柳の卒業パートへ。
高柳はこれまで披露されてこなかった「友達のままで」を大場と二人でパフォーマンスすると、その後は卒業コンサートでも着た和柄のドレス姿で再登場し、自身の卒業ソング「青春の宝石」を歌い上げた。
最後のあいさつでは、「私はSKE48に入ってセンターになりたいって言えなかったんですね。初期からセンターに立っていた、Wセンターのあの二人を見てるからこそ、簡単には言えなくて。センターになりたいって1回くらい言えばよかったって。でも、きっと時間が巻き戻っても私は言わないと思います。自信がないとかじゃなくて、最後この瞬間に後悔がないからです」と話し、「大好きなアイドルになってSKE48に入って幸せだったし、SKE48以上の青春はないです。一生忘れられない、誇れる日々でした」とアイドル人生を振り返った高柳。
さらに、「自分がもっともっと頑張って、皆さんにもっともっと幸せになってもらうために、高柳明音として上を目指して頑張っていきたいと思いますので、これからも応援してもらえるとうれしいです。名古屋でもっともっと活躍できる女優さんになれるよう頑張っていきたいと思います。本日は幸せな卒業公演を迎えられて本当に幸せでした。ありがとうございました」と、時に涙を見せながら、感謝と決意の気持ちを語った。
そして、最後は卒業コンサートで歌われなかった「DA DA マシンガン」を8人で披露。高柳らしく明るくにぎやかなパフォーマンスで卒業公演は締めくくられた。
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