さらに、本作では不老不死というSFの王道テーマを描きながらも、映像からは普遍的な自然やレトロな建築物を存分に活かしたロケーションが広がり、むしろどこか懐かしいアナログな世界観が見てとれる。
挟み込まれるモノクロの映像では、風吹ジュン、小林薫といった名優らが本作の鍵を握る老夫婦として登場し、リナの人生に大きな影響を与えていく様子が伺える。
映像は「自由に生きなさい。わなにかからないように…」という気になるエマのせりふで締めくくられ、リナが経験する社会や生き様の変化、そして愛する人との出会いと別れが、コロナ禍で変化を余儀なくされ、日々新しい価値観に直面している今の私たちの生活とまさに”地続きな未来”を感じさせる。
また、同時に解禁された本ポスタービジュアルでは“私は世界に触れる”というキャッチコピーと共にティザービジュアルと同様、リナの決意に満ちた表情が今回は色彩豊かに表現されている。
本作で描かれる100年以上の月日を思い起こさせる壮大な世界観を持ったビジュアルから、不老不死が実現した世界でリナが下す決断へ、想像が膨らむ一枚となっている。
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