ローラをポジティブ思考にした“オッケー!”の力「そこから人生何でもうまくいくと思うようになった」<初耳学>

「日曜日の初耳学」にローラが登場!(C)MBS

「何よりうれしいのは、今の自分が一番幸せだっていうこと」


そんな彼女は2015年、突然ロサンゼルスに活動拠点を移した。

当時を「うれしかったし楽しかったんだけど、気付いたら自分の時間がまったくなくなっていた。誰かがハッピーになったらいいなっていうことばっかり考えていたら、自分の時間を作ってなくて自分を見失っちゃったの。眠れなくなっちゃったの。『あれ? このままだと危ないかも』と思って」と振り返ったローラ

「人生一度きりだから、英語もしゃべれないけどいろんな人と会いたいし、いろんな人と話したいし、経験をしたいっていう気持ちがずっと心にあって。ロスに行ったら仕事も減るし、みんなに忘れられると思ったけど、それでもいいやと思ったの」と、新しい環境に飛び込んだ。

その決断力に林先生が驚くと「(移住した結果)もしかしたらダメになっていたかもしれない。でも、いつもポジティブに考えて、『自分を信じて自分の好きなようにやれば絶対に大丈夫』っていう気持ちも持っていたから。何よりうれしいのは、今の自分が一番幸せだっていうこと。常にポジティブでい続ける自分になれたことが、すごくうれしい」と、輝く笑顔を見せた。

起業家としての顔も エコなデニムを開発


現在は、モデル活動のかたわら起業家の顔も持つ。ファッションのジャンルで環境・教育問題に取り組む会社「STUDIO R330」を設立し、環境保全を意識した洋服を開発したり、企業とコラボレーションした商品の販売も行う。

例えばデニム。通常、デニム1本を製造するためには約1トンのきれいな水が必要となるが、ローラはそこに疑問を持った。「デニムは永遠の定番アイテムだし、エコなデニムって作れるのかなと思って、ベトナムに行って(デニムメーカーの)社長さんと話して」と、EDWINなどと取引するジーンズ製造会社に自ら交渉。

「私が熱心に話したら、社長さんが『こういう人はいない、少ない数でもいいから一緒にやりましょう』って言ってくれて」。熱意は伝わり、今、その企業とともに、水の使用量を9割削減する特別な製法でジーンズを作り、販売しているという。

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