森山直太朗、『さくら』完成当時は手ごたえを感じず…おぎやはぎ小木からは「こんなダセえ曲、絶対に売れねーよ!」<MUSICBLOOD>

2021/04/30 23:30 配信

バラエティー 音楽

田中圭と千葉雄大がMCを務める「MUSIC BLOOD」に森山直太朗が出演(C)NTV

森山が嫉妬するアーティストを明かす!


話題は森山のBLOODSONGに。森山は嫉妬するアーティストとして玉置浩二を挙げる。「正直に言うと歌声が圧倒的すぎて、もはや嫉妬すらしないですね」と、アーティストとしての存在感の大きさを明かした。

さらに、「『歌声オリンピック』があったら間違いなく日本代表に選ばれて、金メダルが獲れるくらいすごい」と、リスペクトの言葉を次々と並べた。

そんな森山の人生を変えた曲が玉置の「SACRED LOVE」。

「高校時代に(当時の)皇太子さまと雅子さまのご成婚を祝したテレビ番組をやっていて、その時に玉置さんが歌っていたのが『SACRED LOVE』だったのです。映像を観た時に、いつか自分もこうなりたいと思わせたくれたんです」と話した。

森山家は音楽一家だったこともあり、自宅にはしょっちゅうミュージシャンが出入りしており、玉置とは幼いころから知り合いで、森山にとってはお兄さん的な存在だったという。

当時は家に遊びに来ては酒を飲んでいる大人というイメージしかなく、森山自身も人前で歌うことが嫌で音楽を避けていたが、この玉置が歌う映像を観た時に、初めて音楽と向き合えたと話した。

歌うべきか悩んだ楽曲がBLOODSONGに


そんな森山にとって、もう1つのBLOODSONGが、自身の楽曲である「最悪な春」。フォークソングのマインドが込められているという同楽曲は、コロナ禍に見舞われた2020年、詩人の御徒町凧氏より渡されたが、歌うべきかどうか悩んだという。

森山は、「詩はメッセージではなく、目の前にある言葉にできない感覚や出来事を表現するものだと思っています。共感ではなく無意識に感じていること、それが詩だと思うんです。フォークソングはその時代に起きた、言葉にならない感覚や出来事を歌ってきたと思いますが、僕にとって『最悪な春』という楽曲は、まさにフォークソングなのです。曲を聞いていただけたら嬉しいですが、詩を朗読してもらっても伝わるものがあると思います」と語った。

千葉雄大、楽曲紹介で「直太朗」を言い間違え


森山の話を聞き、余韻に浸るMC2人。そんな2人に、森山から「今僕のBLOODSONGについて語らせてもらいましたが、僕はお2人のBLOODも知りたいです」と提案が。

すると、すかさず田中が「じゃあ雄大のBLOODからどうぞ!」と、またも千葉へ無茶ぶり。「ちょっとおー!なんで僕を売るの!?」と千葉は涙目に。

さらに「最悪な春」を披露してもらうべく楽曲紹介のタイミングになると、千葉はいつも通りカメラに向かって紹介するが、この時「直太朗」を「直たらん」と言い間違え、田中と森山からツッこまれるハメに。

さらに森山からの提案で、今回の楽曲紹介は、曲名を読み上げるのではなく、歌詞をワンフレーズ読むという形に急きょ変更になり、いつもと違う展開になった。

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