あおい×そら、りょうか×つな、そして、みちゅ×ちょこ。3組のカップル成立はすなわち、女性メンバー3人はオオカミちゃんではないことも意味していた。残るはTakiと、脱落したなえなの。
最終告白の場にやってきたのは、こうへい(樋口晃平)。なえなの脱落後もまったくブレず、なえなのをひたすら想い続けてきた。
だが、なえなのはその場にはいない。オオカミが女子側にいることが判明したため、ルールにより復活がかなわなかったのだ。そこには、代わりに赤い風船となえなのからの手紙が…。手紙には、こうへいへの感謝と特別な思いが記されていた。
「なえのせいでコウヘイが傷ついていることはわかっていました。だけどコウヘイは、自分の痛みなんて少しも見せずにどんな時でもなえの方を見てくれた。そんな人に出会ったのは初めてでした」
そして、「綺麗に騙してあげられなくて、ごめん」「全部、ぜんぶ ごめん なえ」の文字。オオカミを疑われ、視聴者投票で脱落したなえなのが、オオカミちゃんだった。こうへいはこらえきれず涙を流し、その場にいないなえなのに代わり、風船を静かに空へと飛ばした。
明らかになったオオカミちゃんの正体に、スタジオは静まり返った。「嘘みたいな展開じゃないですか…」(滝沢)、「こんな切ないことないわ」(横澤)と涙々のMC陣。視聴者からも驚きの声が上がった。
一方、最終告白に姿を見せなかったTakiの本心だけが、いまだ明らかになっていない。
10話でそらにきっぱり「自分の中で一番大きいのはあおいちゃんだと気持ちに整理がついた」と告げられたTaki。最終話で「太陽LINE」を使って呼び出したのは、ちょこだった。2人で遊園地デートを楽しんだ後、Takiは「Takiがちょこくんのこと好きになっちゃったって思わなかった?」と意味深発言でちょこをたじろがせた。
最終回が終わってもオオカミかどうかわからないメンバーがいる、という展開は極めて異例。Takiはオオカミちゃんなのか、違うのか――その秘密に迫るシリーズ初の企画を含め、3本のABEMAプレミアム限定エピソードが3週連続で配信される。第1夜として、オオカミちゃんだったなえなのの舞台裏を公開する禁断企画「第一夜:オオカミちゃん 涙の誤算」が現在配信中。
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