峯岸みなみ「この一年は、自分にとって本来なかったはずの一年間」AKB48としての15年を振り返る<インタビュー>

2021/05/06 05:00 配信

バラエティー インタビュー

峯岸みなみ(C)ytv

この一年は、自分にとって本来なかったはずの一年間


――峯岸さんは、AKB48の卒業と卒業コンサートを5月末に控えていますが、現在の心境を教えてください。

今日でちょうど残り一カ月(※取材は4月22日)になったのですが、正直まだそんなに実感がなくて。新型コロナウイルスについてなど心配なことはあるんですけど、昨年実施予定だった卒業コンサートが延期になってからも、卒業コンサートを夢見てこの一年いろいろ頑張ってきたので、自分の中で納得した状態で卒業できることがすごくうれしくて。

世の中っていうよりは自分の心の中だけなんですけど、仕事のこととか、精神面とか、コンディションがいい時に卒業できることが嬉しいです。体調管理に気をつけて、限られた人数の中でも、少しでも多くの人に見届けてもらいながら卒業できるといいなって思います。

やはり無観客での開催になったらどうしよう、と心配することもあるのですが、昔から応援してくれている方や、一度でもAKB48を好きでいてくれた人たちに見守られながらの卒業をずっと夢見ていたので、それが無事にかなうといいな、って心から思います。

――卒業コンサートまで禁酒されているとのことですが、禁酒をしてみていかがですか?

今日で禁酒を始めて501日目なんですけど、お酒を飲まない時間を使っていろいろなことを考えたり、お仕事と真剣に向き合ったり、この一年半で自分を見つめ直せたので、やってよかったな、って思います。体型やお肌のコンディションも禁酒によって改善された部分があるので、このままあと一カ月禁酒して、コンサート後にはおいしいお酒を飲みたいなって思っています。

――お酒解禁後、最初に飲みたいものは何ですか?

実はまだ迷っていて…。炭酸系とは決めているのですが、普段飲み慣れているハイボールやレモンサワーにするのか、ビールにするのか…。私はあまりビールを飲まないんですけど、運動後に飲んだら逆においしくて好きになるんじゃないか、って期待していて。まだ考え中です(笑)。

――卒業コンサートが延期となり、AKB48としての活動期間が延びたこの一年間は、どのような期間でしたか?

この一年は、自分にとって本来なかったはずの一年間だったので、自分のためにというようよりは、AKB48や後輩に恩返しするつもりで頑張ってきた一年でした。それがメンバーやファンの方に伝わっていればうれしいです。

また、この一年がなかったら、ここまで私の卒業に関して興味を持ってもらってなかったんじゃないかなと思っていて。バラエティーで注目されたり、禁酒を注目してもらったりすることで、改めて私が卒業することやAKB48最後の一期生であることに気づいてもらえたので、すごくうれしいです。

この一年悔しいこともありましたけど、やっぱりAKB48として15年活動してきたので、人知れず卒業するよりは、今みたいに色々な人に「卒業するんだね」って言ってもらえる状況になって、頑張ってよかったなって思います。

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