草なぎ剛が「嘘の戦争」で思わず感極まったシーンとは

2017/03/10 08:00 配信

芸能一般

「嘘の戦争」は3月14日(火)が最終回

草なぎ剛が発売中の「月刊ザテレビジョン」4月号で出演中のドラマ「嘘の戦争」(毎週火夜9.00フジ系)の撮影や3月14日(火)に迫った最終回について語った。

草なぎは「印象に残ったシーン」として、第6話の「二科家に招かれて食事をするシーン」を挙げた。草なぎ演じる詐欺師・浩一が二科興三(市村正親)に復讐するため、興三の娘・楓(山本美月)に近づき、交際。婚約の許しを得るために興三と対面するというシーン。「あのときの気持ちを言葉で説明するのは難しいんだけど…。これは台本上では何もないし、全然ドラマとは関係ないんだけど、なんか僕の中で市村さんにグッときちゃってて。なんだろ…。市村さんを見てるだけで泣けてきちゃうというか」

「僕は浩一で、市村さんは復讐相手で悪いヤツなんだけど、娘のことを思っているお父さんなんだよね。それに僕としては映画『ホテルビーナス』で市村さんとウラジオストクで一緒に演じたこととか思い出しちゃって。もちろん芝居ではそんなのは出してないよ。でもリハーサルのときから、いろんな思いが僕の中にあった。だから雰囲気に任せようと思って。興三への復讐心と楓(山本美月)が好きだとアピールする気持ち、それはもう複雑な思いなんだけど、まさしくここは“嘘をつききれたほうが勝ちだ!”という場。難しい芝居だったけど、また今までにない顔を僕はしてたと思う。やっててたまらなかった」

また今回の撮影合間の話も。「相変わらずギターを弾いてるかな。でもなかなか上達するのに時間がかかっていて。あっ、でもこないだ直さん(藤木直人)と「モシモノふたり」(フジ系)という番組でちょろっと弾いたんだ。その場の雰囲気でコードを覚えてる『天国生まれ』を。でもさ、ちょっと中途半端じゃなかった? その場がパーッとなるような、もっといろんな曲を弾けるようにレパートリーを増やしたい。撮影合間にも直さんと(大杉)漣さんに教えてもらってるんだけどね。2人がメチャクチャうま過ぎて、できない自分に腹が立ってくるくらい(笑)。打ち上げで一緒にセッションしよう!と言ってるんで僕も頑張りますよ。ギター好きだしね」

そんな「嘘の戦争」も次週3月14日が最終回。「僕は本能的にハッピーエンドを求めちゃうので、復讐劇だとしても、何か希望がもてる最後だといいなと思ってる。復讐劇なのにハッピーエンドなんてないんだけど、それをも超越したところで温かいものが伝わるラストになればなと。見届けてほしいなと思います」

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