5月6日の「THE突破ファイル」(夜7:00-8:54、日本テレビ系)は「自衛隊&アメリカンポリス 最強の男たちが極限で大救出2時間SP」を放送する。“突破ドラマ”には女優の徳永えりが登場。水害の恐怖を描く「陸上自衛隊」で地域密着型の個人経営が魅力的なスーパーの店員を演じる。
同番組は、さまざまなジャンルで実際に起きた驚きのエピソードを基に、再現ドラマとクイズで奇跡の“突破劇”をドラマチックに紹介する新感覚のドラマ&クイズバラエティー。
久しぶりの出演となる“突破ドラマ”で徳永は、水害に見舞われながらも常に前向きで、決してあきらめない女性店員を熱演する。そのほか、常に冷静沈着で部下からも慕われている陸上自衛隊・ヘリコプター隊の機長役を我が家・坪倉由幸、避難者を助け出す自衛隊員役を濱田龍臣が務める。
ある町で、夫の祐希(坂口涼太郎)とスーパーを営んでいる涼子(徳永)。財布に優しい価格と、明るく元気な接客で地域の住民たちから愛されている。
久しぶりに晴れたその日は、多くの客がスーパーに訪れ、涼子は母親の誕生日プレゼントを買いに来た少女の相談に乗ってあげたりしながら忙しく働いていた。
ところが、そんな何気ない日常に暗い陰を落とすような出来事が。「逃げろ!」という声と共に、何人かの住民たちがスーパーに駆け込んできた。涼子と祐希が入り口を見ると濁流が店内になだれ込み、泥水が床を這うように迫ってきている。二人は客を2階に避難させた後、屋上に出て外の様子を確認。すると、そこには信じられない光景が広がっていた。
前日の集中豪雨で市内を流れる一級河川が増水し、その水が市内の用水路に流れ込んで一気に噴出したらしい。晴天なのに冠水したため、住民たちは気付くのが遅れてしまったのだ。
一方、知らせを受けた陸上自衛隊は出動の準備を行う。冠水したエリアが広範囲であることに加え、要救助者の数も分からないため、大規模な救助活動になることは必至である。暗くなると動きに制限が出てくるため、日没までの6時間で何とかしなければいけない。
自衛隊の猛者たちも経験したことがないくらい大きな規模の救助活動は時間との戦い。しかし、現場に向かうと町の3分の1が沈んでいるような状況であった。浸水家屋は約3000軒、要救助者数が約4300人という大水害だった。
スーパーでは涼子たちが売り物である食料や水などを避難してきた住民たちに提供。ただひたすら救助を待つのみだったが、救助ポイントが多すぎるため自衛隊による救助活動は困難を極めていた。結局、一日で終わるはずもなく、日没になり救助活動は一時中断。翌日の日の出から再開されることに。自衛隊のヘリに収容できる人数と往復の燃料を考えるとやむを得ない決断だった。
そして、翌日。早朝から救助活動が再開されるが、涼子たちがいるスーパーには100人以上の避難者がいた。人数の多さに加え、建物が古く損傷している箇所も多いため、ヘリを着陸させての救助が困難な状況。一人ひとりを上空から吊り上げていくという手もあるが、時間がかかりすぎる上にヘリの燃料が持つかどうかもわからない。
店内に入り込んだ泥水の水位は上がる一方という時間の猶予がない中、自衛隊はどんな方法で住民たちを救助するのか、さまざまな経験を積んできた猛者たちの“神業”が明かされる。
このほか番組では、平和な街を恐怖に陥れた“謎の黒い影”に立ち向かう「アメリカンポリス」、うどん店に籠城する凶悪犯と対峙する「突破交番」を放送する。
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