ダウンタウン、“ヤラセ”検証ドッキリ企画で若手芸人らに同情「ある意味プロなのかもしれない」

2021/05/06 21:45 配信

バラエティー

ヤラセ設定に協力する羽目になった芸人たちにダウンタウンも同情※2017年ザテレビジョン撮影

5月5日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)では、無謀なヤラセでもスタッフに頼まれたら引き受けてしまうのかを検証するドッキリ企画を行った。

「番組成立のためなら…」と協力する羽目に

この日の放送で検証したのは「ヤラセ設定持ちかけられた芸人、番組成立のためならついつい片棒担いじゃう説」。検証VTRでは「知らない店を行きつけの店にしてほしい」「料理が得意なふりをしてほしい」というヤラセ設定を用意し、ドッキリのターゲットとなったよしこ(ガンバレルーヤ)とニシダ(ラランド)は、偽番組とは知らずにヤラセ設定に全面協力する羽目に。

さらに、酒井貴士(ザ・マミィ)は「偽の実家と偽の家族を用意するので帰省シーンを取りたい」というスタッフからの依頼を悩みつつも受け入れた。酒井は「墓場まで持ってくっていうことですよね」と腹をくくった様子で一軒家での番組収録を決行。

収録中には、酒井家の表札が坂井家になっているなどの危ういシーンもあり、最後にネタばらしされた酒井は「売れない若手捕まえてこれはナシですよ!僕らなんでもやっちゃうもん!」とボヤき、安堵の表情を浮かべた。

「これはかわいそうやわ」と若手を擁護

検証VTRを見終えたスタジオでは、浜田雅功が笑いながらも「これはかわいそうやわ」と酒井に同情し、松本人志も「人間の業というか悲しいとこでもあるんですけど。ある意味プロなのかもしれない」と、ドッキリに引っ掛かった芸人たちの心情を説明していた。

放送終了後のネット上では「若手にしてみたらテレビに出られるチャンスだもんね」「お願いされたら断わりにくい気持ちもわかる」「そもそもスタッフ側がお願いしなければいいのでは」など、出演した若手芸人に理解を示すメッセージが寄せられていた。

次回の「水曜日のダウンタウン」は5月12日(水)放送予定。