――チームワークはいかがですか?
「氷艶」メンバーと、新たに参加していただくアンサンブルの方々も多くいらっしゃいますが、一体感を感じています。
演出の(尾上)菊之丞さんは、「氷艶」の一回目から参加いただいていて、この舞台には欠かせない方です。原田(諒)さんも、毎回見に来てくださっていましたし、宝塚歌劇団で活動されていて、エンターテインメントのプロフェッショナルですよね。そんなお二人なので、「絶対に良いものを作ってくださるだろうな」と思っています。
――「LUXE」には、「自分自身が信じるものにこそ価値がある」という意味も込められていますが、そのメッセージを表現する上でどのように伝えていきますか?
今は、良くも悪くもSNSでいろいろな意見が見られますよね。そこに左右されてしまうと、自分が好きなものが何なのか分からなくなるときもあると思います。実際に、僕もそうなってしまう時期がありました。けれど、それを経験しないと分からないこともたくさんあって。
その中で、「自分って何が好きなんだろう?」と、こういう時代だからこそ考えられることもありますよね。僕自身、スケートを軸としてやっていくということを、現役復帰のときにやっと見つけられたので(笑)。
だからこそ「LUXE」では、そのままの僕を出せば楽しくできているということが感じていただけると思うので、それを見て「自分も何かやりたいな」と思っていただけるようなきっかけになったらうれしいです。
また、こうした舞台に立つ方々は夢を追い掛けている、追い掛けている最中だと思うので、その熱量に触れていただくことで、きっと、次の日からの活力になるのではと思います。
――最後に、見どころをお願いいたします。
歌や演技に加えて、今回もチームラボさんに入っていただいているので、目でも耳でも楽しめる演目です。「氷艶」を見に来てくだった方にも、新しいチャレンジを見ていただけると思いますし、初めて見に来られる方には「スケートってこういうふうにも楽しめるんだ」と感じていただけるはずです。
キャスト陣のパフォーマンス力が素晴らしいですし、僕もスケートしかやってきていませんが、チャレンジさせていただけることがたくさんあるので、「こんなことしているんだ!」など、ワクワクしながら見ていただけたらうれしいです。
※高橋大輔の「高」は、ハシゴダカが正式表記。
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