落合陽一が考える“人口減時代の生き方”とは?「ガッツで勝負しても絶対勝てない」<初耳学>

「インタビュアー林修」に落合陽一が登場! (C)MBS

「今ってプロフェッショナルでもアマチュアでも生きていける。昔はプロは専業でなきゃいけなかったのが、二刀流、三刀流、四刀流が可能なわけで」と話す。自身も研究者と教育者、CEO、メディアアーティストの四刀流をこなす中で「四刀流ぐらいまでやると自分が好きな仕事だけをやって生きていける」という思いに行きついた。

たとえば歌手として月にサラリーマンの給料の半分を、そして料理人として4分の3を稼げれば、月収はサラリーマンよりも多くなる。「得意なことがいくつかあると思ったら、それをやってみればよくて。それだけでは食っていけないものも二つ合わせたら食えちゃった、みたいな。それで暮らせる人はいっぱいいます。そういう人は増えていますよね」と、現代にフィットする生き方を提示した。

林先生は、落合の自由な発想力に感心しきり。対談を終え、「ちゃんと勉強すれば見える世界がどんどん広がるんです。『知らないから見えない』ということが大きいので、何をやればいいか分からないという人がもしいれば、何かを一つ学んでみる。そのことによって広がる世界に向かっていくというのは一つ有効な方法だと思いましたね」と締めくくった。

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