森保まどか、ラストフォトブックは「ベートーベンの激情的な楽譜」HKT48卒業後についても語る<インタビュー>

ラストフォトブック「スコア」を発売する森保まどか(HKT48)

5月29日(土)のコンサートでHKT48から卒業する森保まどかのラストフォトブック「スコア」(KADOKAWA)が、26日(水)に発売。糸島や能古島、中洲など、全てHKT48の本拠地である福岡で撮影された1冊。同期の1期生やユニット・Chouとの共演、エッセーやロングインタビュー、森保自身が所有していた写真など、盛りだくさんな内容になっている。

森保も「100点満点のお気に入りの1冊」と自信を見せるフォトブックについて話を聞いた。

全部かなっちゃいました!


──発売前にして、すでに通販サイト各社で予約ランキング1位になっているみたいですね。

ありがたいですね。そう言われても本当かな?って半信半疑なんですけど、うれしいです。

──2015年のファースト以来、2冊目の写真集になります。

17歳か18歳くらいのころでしたけど、今回のお話をいただいて、写真集ってどんな感じだったかなと思って見返しました。

「写真集の撮影が入るかも知れない」と聞いたときは、卒業コンサートのグッズのようなミニ写真集だと思ったんですよ(笑)。そしたら、本格的な写真集だって言われて「うれしい仕事が決まりそうだから、実現するようにお祈りしてて」ってモバイルメール(メール配信サービス)で匂わせちゃいました。黙っていられなくて、書いちゃうくらい撮影が楽しみでした。

──写真も文章も盛りだくさんな内容になっていますね。

最初にスタッフさんから「何をやりたい? どこに行きたい? 食べたいものはある?」みたいなアンケートをいただいて、いろいろ書き連ねていたら、それが全部かなっちゃって、いいんですか?って思いました。おかげで100点満点のお気に入りの1冊になりました。

「HKT48 森保まどかラストフォトブック スコア」より (C)KADOKAWA (C)Mercury PHOTO/TANAKA TOMOHISA

──ロケ地は初訪問の土地も含めて、すべて福岡ですね。

HKT48劇場は旧劇場周辺の飲食店や思い出の店も含めて、絶対に入れたいと思っていましたけど、他にも行きたいなと思った場所は全部入れました。中洲はデビュー当時にレッスンで通っていた場所なので、行きたいと思ったんですけど、思いがけず屋台初体験することになって、夜ごはんを食べながら撮影しました。焼きラーメンがおいしかったです。

ほかにも糸島の自然豊かなところで撮ったり、油山っていう福岡では高めの山の中で撮ったり…。能古島に渡るフェリーにも初めて乗りました。フェリーの中でも撮影したんですけど、他のお客さんもいらしたので遠慮しながら撮っていたら、関係者の方が優しくて「どうぞどうぞ!」なんて言って、フェリーの真ん中で撮らせていただけました。

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