高良健吾が明かす、高校時代と地元の友人への思い「欽一たち以上に“リア充”だったかな(笑)」<くれなずめ>

2021/05/13 07:00 配信

映画 インタビュー

「(成田)凌がみんなのバランサーになっていた」

高良健吾撮影=下田直樹

――具体的にはどういうリハーサルだったのでしょうか?

みんなで時間を共有する感じというか。芝居の組み立てとかではなく、みんなで過ごす時間を作ってくれている感じでした。あとは(劇中で)披露する“赤フン”ダンスの練習ですね(笑)。

――その“赤フン”ダンスのシーンでは、高良さんをはじめキャストのみなさんが本当に赤のふんどし姿になっていて驚きました。まさに男子高校生ノリといった感じで楽しそうでしたね。

赤フンになるのは脚本の段階から決まっていたことなので、とくに恥ずかしさもなく、みんなでワイワイ言いながらやっていました。“赤フン”ダンスがあったから、余計にみんなと仲良くなれたというのはあったかもしれません。

――主演の成田凌さんとは映画「カツベン」に続いての共演ですが、彼の印象は?

同じ作品に出演するのは今回で3度目ですが、ちゃんとお芝居で絡んだのは2回目かな。この6人の中では凌が一番年下だったと思うけど、みんなのバランサーになっていて立派でした。ちゃんとしていない人が多い中で(笑)、凌は主演らしくものすごくちゃんとしてましたね。

――今、年齢の話が出ましたが、高良さんは自分よりも歳が上か下かを気にするタイプですか?

九州のすごく上下関係が厳しいところで育ったので、ちょっと気にするところはありますね。1つ上だったら先輩だと思うし、1つ下だったら後輩だと思ってしまうというか。でも、この世界(芸能界)に入ってからは、あまり関係なくなってはきました。とはいえ、そう思ってしまうということは気にしているんでしょうね。

――この映画は高校時代の仲間たちの話ですが、高良さんはどんな高校生活を送っていましたか?

欽一たちと同じですよ。いつもくだらない話をして笑っていましたね。カラオケに行って大騒ぎしたり、毎日好き勝手に、マイペースに生きていました。ただ、僕の場合、欽一たち以上に“リア充”だったかな(笑)。

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