吉川ひなの著書「わたしが幸せになるまで」(幻冬舎)が5月13日に発売。その出版記念&株式会社amaraの社長就任会見が同日、オンラインで開催された。同書は、これまで語られることのなかった両親との確執や経済難、芸能活動への葛藤、ハワイへ完全移住した理由などが7万字以上に渡り綴られたエッセイとなり、会見では執筆時のエピソードや内容についてのトークを展開した。
吉川は、「初めは現在のライフスタイルや子育てについて書いていましたが、生い立ちや過去があって今があるということを知っていただいたほうがいいのかなと思い、初めて自分の過去について書きました」と、執筆をしていくなかで内容が変化していったことを打ち明けた。
続いて、「今まで職業柄、生い立ちや家族構成などを聞かれる機会も多かったのですが、複雑な家庭環境に育ったので、いつも曖昧にごまかしてきました。でも、そういった過去を話しても大丈夫だと思える自分になっていたので自然と書くことができました」と現在の思いを吐露。
著書の中では、幼い頃電気代や給食費が払えなかったこと、自身が稼いだお金を両親に無断で使われていたことなども赤裸々につづられている。
7万字以上という原稿について「書くことが好きで、今伝えたいと思うことを自由に書いていい場所があるということが本当に嬉しくて、書いているうちに“これを聞いてもらいたい、あれも聞いてもらいたい”と、いつの間にか7万字以上書いてしまいました。ちょっとだけブラインドタッチも出来るようになりました!」と意欲的に取り組んでいた様子を打ち明けた。