――演技のお仕事も多くなってきましたが、女優業はどういう気持ちで臨んでいますか?
今年に入ってからこのドラマで3本目なんですけど、それまではドラマのお仕事をそんなにしてこなくて、「私なんて演技はほとんど未経験です…」みたいな状態でした(笑)。でも、連続でやってみて思ったのは、歌うことももちろん大好きで、歌うことも演じることも“表現する”ということでくくると同じですけど、お芝居の現場でしか学べないこともたくさんありますし、自分の殻を破ることが一番できる現場だなって。お芝居って殻を破らないとできない。それをここ最近学びましたので、それが歌に還元されていくといいなって思います。
――音楽面でも、誕生日の4月12日にBlue Vintageとのコラボシングル「Apple pie」を配信リリースしたり、去年は鈴木雅之さんのシングル「DADDY!DADDY!DO!」にフィーチャリングアーティストとして参加したり、いろいろチャレンジしていますし。
自分でもビックリするようなお仕事がソロになってからもポン!と決まったりしてきましたし、いつチャンスが来てもガッチリつかめるようにしたいなと思っています(笑)。15年アイドルをやって学んだことをしっかりとエンジンとして持った状態でソロになって、今、いろいろできているというのは本当にありがたいことだなって。マーチンさんにはいろいろ引っ張っていただきましたし素敵な経験でした。まだまだ上を目指していきたいですね。
――モデル業はどうですか? ファッション誌「Ray」の専属モデルもかなり長くされていますが。
そうなんです。意外と長くやってるんですよね(笑)。私、「Ray」の専属モデルの最年長で、最長歴なんです。読者層が大学生ぐらいなので、逆に、自分が若く保てる場所というか、いつまでもこの服が着られるようにいたいなというモチベーションにさせてくれる場所なので、暖かい雰囲気の中でやらせてもらってます。去年ぐらいから新しくビューティ雑誌のお仕事も始まったんですけど、普段ライブの時は自分でメイクをすることも多いので、すごく興味のある分野だったんです。4月に27歳になったので、27歳だからこその説得力のあるお仕事の一つかなって思うんですよね。やってきたことが顔とか肌とかにそのまんま出るので、自分自身の身をもって、説得力のある仕事ができる人になりたいです。
――仕事の幅もさらに広がってきたところで27歳になりましたが、「また一つ大人になった」という感覚ですか?
いやぁ、それが全然変わんないんです。私が思っていた27歳はもっと大人だったんですけどね(笑)。18歳の時にも言ってたんですけど、18歳ぐらいと28歳ぐらいに自分の中の目標を立てていたんです。勝手な想像ですけど、18歳って少女と大人の間のすごくいい時期で、そこから10年後の28歳は“女性として輝きがマジで増しだす”年齢だというイメージが小さい頃からあったんです。それの前の年になったということを考えると「あれ?想像してる感じと違うかもしれない」って。10代の頃は17、18歳はまだ若造だなって思ってましたけど、27歳も若造ですね。この10年ぐらい変わってないから今後の一年で変わらないんじゃないかと思いますけど(笑)、一年後の自分を楽しみにしてお仕事を頑張りたいと思います!
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