ライバル同士が集まる参加者の中でもムードメーカーの八木は、筋肉マッチョな店員が「いらっしゃいマッチョ!」と接客をする“マッチョバー”の店長を務めており、キャラクター性は抜群。高校ラグビー大会で全国優勝した経歴を持つ。
北野雄司プロデューサー(以下、北野P)「主将としてラグビー花園優勝の八木くん、恵まれた体格と明るいキャラクターで番組でもみんなの人気者です。ですが、格闘技ではあまり結果に恵まれておらず、少し不吉なムードのまま最終審査に向かいました。いつも周りの空気を盛り上げることを考えている選手ですが、この最終審査は“離れ離れになったお母さんと一緒に暮らす”という夢に向かって闘います」
小学校のころ両親が離婚。格闘家として成功して、フィリピン人の母親と暮らしたいという優しい夢を持つ八木。最終的に「また笑顔が見たい!」と思わせる男である。
格闘技歴はわずか4年の安永。気持ちの強さで他を圧倒する、福岡出身の“ならず者”で、かつてはケンカに明け暮れた日もあった。格闘家の強さに気付いてからは、大手企業を辞めて一念発起。タイに2度修行へ行くなど、思い立ったら突き進む勢いがある。
北野P「今回参加した選手の中で一番ハングリーな選手ではないでしょうか。年齢的にも20代中盤、これを逃したらもうビッグチャンスは回ってこないと思っているかと思います。格闘技ではまだまだな部分があるのですが、本当に、闘争心で自分の人生を変えたいという強い思いで最終審査に挑みます。その気持ちに注目していただきたいです」
オーディションでは、合宿のときから怪我に悩まされていた。最終試合の2週間前にもヒザを負傷したが「怖くないんで別に。死ぬ覚悟でいきます」と殺気立つ場面も。第二試合で対戦した山内渉に判定負けしてしまったが、デビューの可能性はゼロではないだろう。
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