有村架純、「前科者」ドラマ＆映画化で主演「両方ともご覧になっていただけると幸せです」

原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」がドラマ化、映画化され、有村架純が主演を務めることが決定した。ドラマ版は2021年秋にWOWOWにて放送・配信(WOWOW放送後よりAmazon Prime Videoにて見逃し配信)され、映画版は2022年に公開される。監督と脚本は「あゝ、荒野」(2017年)を手掛けた岸善幸が務める。

原作は罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、奮闘していく保護司の姿を描いた社会派ヒューマンドラマだ。保護司とは、罪を犯した者、非行のある少年の更生を助ける国家公務員であるものの報酬は一切なく、あくまで民間人の奉仕精神だけで行うボランティア。

有村は、コンビニでアルバイトをしながら保護司に就く真っ直ぐな主人公・阿川佳代を演じる。

劇場公開に先駆けたドラマ版では、新人保護司の阿川が様々な「前科者」と向き合い成長する様を描く。映画版は佳代が保護司として現在進行形の凶悪犯罪と向き合う社会サスペンスとして制作され、完全オリジナル作品として描かれる。