OMIこと登坂広臣、自身の音楽人生を赤裸々に語る「全てがアーティストとしての糧になっている」<MUSIC BLOOD>

2021/05/14 23:30 配信

バラエティー 音楽

OMIこと登坂広臣の「MUSIC BLOOD」収録レポートが届いた(C)NTV

田中圭千葉雄大がMCを務める音楽番組「MUSIC BLOOD」(毎週金曜夜11:00-11:30、日本テレビ系)。5月14日の放送にOMIこと三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのヴォーカリスト・登坂広臣がゲスト出演し、その収録現場のリポートが到着した。

登坂は、2010年に開催された「VOCAL BATTLE AUDITION 2」に合格し、三代目 J SOUL BROTHERSの一員に。2014、15年には「日本レコード大賞」にて二年連続で大賞を受賞している。登坂は2017年より、ソロアーティストとしても活動をスタートさせている。

初対面ではあるものの、過去に三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー・山下健二郎が、田中と共演経験があったことから「山下がお世話になりました」と律儀に挨拶するOMI。

「この番組はミュージシャンの足跡を深掘りする番組ですが、お気持ちは大丈夫ですか(笑)?」と田中が訊くと、OMIは「コメントが浅くならないように頑張ります(笑)」と答える。すると、すかさず田中から「OMIさん気楽に構えていただいて大丈夫です。うちの雄大が深すぎず、かといって浅くならない絶妙な距離感の質問を準備しているので、そこは安心してください! 雄大、質問しちゃって(笑)!」と、いきなり無茶振りをする。

すると「じゃあ、好きな食べ物は?」と、MUSIC BLOODとは関係ない質問をするもこれが意外にハマり、OMIは大のお寿司好きであることを告白。特に好きなのが鯵。千葉は鯛、田中はイカが好きということだった。

トークは、OMIがヴォーカリストとして、多大な影響を受けた歌手の話題に。その歌手が宇多田ヒカルMISIA。OMIは米軍横田基地の周辺に住んでいたことから、当時はアメリカのヒット曲がリアルタイムでよく流れていたそう。そういった環境から、自然とアメリカのラッパーやヒップホップアーティストに興味を抱くようになり、暇さえあればそれらの音楽を聴いていたことから、テレビを観たりJ-POPを聞くことがほとんどなかったという。

洋楽を録音したテープを友達から借りるのが楽しみだったある日、ミックステープを聴いてみると、洋楽に混って入っていたのが宇多田ヒカルの「Automatic」とMISIAの「つつみ込むように…」。当時、テレビを観ておらず存在すら知らなかったOMIは、R&Bをベースにした日本語表現の上手さに衝撃を受けたという。その後も、「歌手を辞めたくなった」というほど心が震えたというMISIAの中国でのライヴ映像などを観つつ、二人のシンガーとしての凄さを熱心に語る。

その流れから「雄大はこれまでOMIさんのような衝撃的な出会いはあった?」と田中が尋ねると「高校時代に行った銀杏BOYZのライヴで号泣しちゃいました。当時は気持ちがいっぱいいっぱいで、ライヴを見ていたら自分に対する不甲斐なさとか色んな感情が込み上げてきちゃって」と、千葉。

「あー、なんかわかるわ。俺もアンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』をラジオで聴いていたら、何だかわからないけど涙がボロボロ出てきちゃったもん。その時の精神状態がいっぱいいっぱいだったのかも」と、田中が言い珍しく二人の意見が一致した。