ーー元モデルで、イケメンでもある健太。モテるものの、劇中では彼女のマリカ(結城モエ)に捨てられてしまう。
「健太は人と関わるときに壁がなく、距離が近いんです。普通に接してしまうが故のナチュラルモテ男みたいなところはあるかもしれないですね。あと、いちずでもあるのですが、愛情表現が下手。そこには、両親が高校生の頃に離婚したというバックボーンがあり、自身もマリカとの結婚に踏み出せず、『結婚は紙切れ一枚』と考えていて。でも、一緒に住み始めた希恵は、『紙切れ一枚がどれだけ大事か』と言う。そこの2人のバトルは、見ていて面白いと思います」
ーー希恵役の桜井とは初共演。共演して、いい意味で印象が変化したそう。
「最初は少しクールな方かと思っていましたが、すごく気さくに話し掛けてくれるし、雰囲気が柔らかく、めちゃくちゃ優しくて。健太の部屋は緑が多いこともあり、僕も『観葉植物が好きで、最近集めています』と話したら、いいお店を教えてくれました。すごく頼りがいもありますね」
ーー希恵と健太の会話劇も見どころの一つ。桜井のリードのおかげで、黒羽自身も自由に芝居ができたという。
「ユキさんとのお芝居は、すごくやりやすくて。会話劇なので、テンポも大事。時間のない中、いろいろ動き回ったりして、楽しみながら演じられて、めちゃくちゃ面白かったですね。芝居中、ユキさんのアドリブで、希恵と健太の関係性を生かしたむちゃぶりもあって、そこについていくのは必死でした(笑)。でもそのおかげで、希恵と健太の関係性が濃くなりましたね」
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