中村倫也“青山”と幼いぼっちゃんの絆に「尊い」の声 逆上がりも軽々披露!<珈琲いかがでしょう>

2021/05/18 11:21 配信

ドラマ レビュー

「珈琲いかがでしょう」第7話より(C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会

中村倫也が主演を務めるドラマ「珈琲いかがでしょう」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の第7話が5月17日に放送された。今回は、中村演じる移動珈琲店「たこ珈琲」店主・青山一(中村)の過去が詳細に明らかになる展開。10歳の“ぼっちゃん”(長野蒼大)との心の交流に感動の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)

「朝まで俺がそばにいます」


珈琲いかがでしょう」は、青山がさりげない言葉と一杯のコーヒーで人々を癒やす、優しくもほろ苦い“人情コーヒー群像劇”。第7話「ぼっちゃん珈琲」では、青山が組を去る前のエピソードが描かれた。

当時、「戸籍は売り払った」と、決まった名前を持たなかった青山。10歳だった二代目の息子・ぼっちゃんの面倒を見ることになり、人気キャラクターの名前から“とらモン”と慕われるように。そして、ぼっちゃんが学校でいじめられていることを知った。

給食に出てくるコーヒー牛乳もいつも取り上げられてしまい、一度も飲んだことがないというぼっちゃん。青山は父親がヤクザの二代目(内田朝陽)であることを武器にすればと助言するが、ぼっちゃんはヤクザが大嫌いだと一蹴。自分の力でクラスの底辺から脱出し、いつかコーヒー牛乳を飲むため、毎日苦手な逆上がりの自主練をしていた。

鉄棒にもたれかかる金髪時代の青山(中村倫也)。大人の色気が漂う「珈琲いかがでしょう」第7話より (C)「珈琲いかがでしょう」製作委員会


そんなぼっちゃんの覚悟を知った青山は、逆上がりの練習に付き合うように。ぼっちゃんが組の抗争に巻き込まれて怖い目に遭えば救い出し、眠れない夜にはコンデンスミルクをたっぷり入れたコーヒー牛乳で喜ばせた。

「あ、でもコーヒーなんか飲んだらますます眠れなくなるかな」というぼっちゃんに、青山は「眠れない夜は、眠くなるまで寝なきゃいいんですよ。朝まで俺がそばにいます」とほほ笑み、「独りぼっちになるのが怖い。ずっとそばにいるって約束して」とすがるぼっちゃんを「分かりました、約束します。ぼっちゃん様」と抱き寄せた。