――出口さんから見た“秋帆”はどんな女の子？
メガネでおさげ(髪)なんですけど、最初に台本を読んだ時はそういうイメージは全然なくて、クールで静かそうな子だなって思っていました。でも、衣装合わせでメガネでおさげだとわかって、印象が変わりました。実際に演じて思ったのはすごく独特な女の子（笑）。ただの真面目じゃなくて面白みのある真面目って感じ。陰キャなんですけど…、陰キャに見えているだけで見た目を変えれば陰キャじゃなくなるんじゃないかなって思うんです。物語が進んでいくと、秋帆のことがもっと見えてくると思うので注目です。
――アルファタンゴの中では、小春が３年、夏菜が２年、秋帆が１年なので一番下の学年。
はい、一番下です。後輩感がありながらもしっかりしている感じもあります。
――同じチームの白石さん、伊藤さん、それとアリス役の大原優乃さんの印象は？
白石さんはクールな印象だったんですけど、思ってた印象と違ってました。年も上でお姉さんですけどすごくフレンドリーで、大原さんも一緒に４人で撮影の間の休憩中もずっと話してました。夏先輩(伊藤)のことも、元々フェアリーズが好きなので知っていました。役も先輩なんですけど、「ここ、ちょっと曲がってるよ」って衣装を直してくれたり、撮影以外でも先輩みたいな感じで気にかけてくれました。
――チーム対抗のバトルシーンがあるとは言え、同世代の共演者が多いので、撮影現場は楽しい雰囲気だったのかなって。
教室が控え室だったんですけど、チームごとに撮影することが多いので、休憩時間も自然とチームごとに分かれて座っていました。私たち「アルファタンゴ」は静かに話をしながら楽しんでいて、「ブラボータンゴ」は写真を撮ったりしていて、「チャーリータンゴ」は賑やかにワイワイ楽しそうに話していて、「デルタタンゴ」は静かに本を読んでいたりする人もいて。役と同じようにチームごとに雰囲気とか個性があるなって思いました。
――チームごとにカラーがあって、制服も違いますよね。
はい。アルファは水色で、制服もすごく気に入ってます。
――第２話で小春がプラモデルを作っているシーン。アルファの３人が「プラモアラモード」を踊ってましたよね？
はい（笑）。第１話は小春ちゃんだけでしたけど、第２話はアルファの３人で。衣装はすごく可愛いんですけどちょっと恥ずかしかったです（笑）。
――プラモデルを作ったことは？
これまでプラモデルを作る機会はなかったです。お芝居でちょっと作ったんですけど、やってみたら面白かったです。ドラマの中に出てくるプラモデルの銃は実際に販売されてるんですよ。そういうのってあまりないと思うので、このドラマを好きになっててくれたら銃を作ってみるのもいいかもしれないです。
――毎回意外な展開がありますし、ネタバレはできませんが、今後注目してほしいところ、見どころを教えてください。
みんなが謎に思っていることがこれからどんどん明らかになっていきます。それと、秋帆も成長したり変わってきたりするので、そういうところにも注目してもらえたら嬉しいです。最初は真面目な感じですけど、だんだん人間っぽい部分が出てきます。
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