渡邊圭祐、「恋はDeepに」現場でのエピソードや今後の行方を語る!『今後の榮太郎は、変化しかない』<インタビュー>

2021/05/19 07:00 配信

ドラマ インタビュー 独占

光太郎はプリンを買ってきてくれるので好きです(笑)

蓮田榮太郎役を演じる渡邊圭祐 撮影=諸井純二

――現場はどんな雰囲気でしたか?

とても楽しかったです。キャスト同士の仲も良かったですし、何より石原さんと剛さんが作り出す空気感が素晴らしくて。それがスタッフさんにも伝わったのか、現場全体がすごくやわらかい空気になっていたので、僕はただ居心地良くその場にいさせてもらって気持ちよくお芝居させていただきました。

――3兄弟ならではの家でのやりとりも印象的でしたが、第1話での“蓮田家プリン事件”など、共感できる部分はありましたか?

僕自身、末っ子ではあるんですけど、そういうことがなかったんです。僕は何かに固執するということがなく、もし冷蔵庫から自分のプリンがなくなっても「あ、なくなったんだ」で済ませると思うので、共感はありませんでした(笑)。あのシーンでは、実は倫太郎がプリンを食べていて、その場面がオンエアではカットされてしまっていたんです。そのときの倫太郎の顔がすごく良かったので、カットされたのはとても残念で。DVD化の時などにぜひ入れてほしいなと思っています。

――海でのロケなどもありましたが、印象に残っているシーンは?

蓮田家のシーンはとても楽しく、倫太郎とのシーンは特に楽しかったです。光太郎は基本的にムスっとしているので、榮太郎としては倫太郎といる方が心地よさがありました。でも、光太郎はプリンを買ってきてくれるので好きです(笑)。家の撮影ではオフの時間も楽しくて、何気ないことを3人で話して笑ったりしていました。オフ中は結構いろんな話をしていましたね。

今後、第5話以降で3兄弟の本音が見えてくるシーンがあるのですが、そこはとてもすてきな一幕になっていますので、楽しみに待っていていただきたいです。それから、めちゃくちゃ笑ったシーンもあるので、そこもぜひ!

――これまでの榮太郎は権力争いに興味はないということでしたが、第5話では密かに研究室の准教授と連絡を取るなど、怪しい動きがありました。今後の榮太郎としての見どころは?

今後の榮太郎は、変化しかないです。第1〜5話、そして第6話の榮太郎の動きが全部そこに繋がっていたんだと思うと、榮太郎の人間性に疑いを持ってしまうかもしれません。でも、榮太郎の気持ちを思うと僕は悲しくなってしまいました。演じていたので、そうなっただけかもしれませんが、すごく苦しかった。ぜひ榮太郎の変化に注目してください。

榮太郎に怪しい動きも… (C)NTV


取材・文=及川静

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