――収録を終えていかがですか?
前回はスーパーサブとして観覧席で収録に参加しましたが、皆さんの戦いぶりがすごすぎて圧倒されました。もしかしたら、自分も回答席に座ったら皆さんのように大喜利ができるんじゃないかと思っていましたが、そんなことはなかったです(笑)。
お笑いライブなどで大喜利はやっていますが、回答のスピード感がまるで別次元で驚きました。皆さんは、他の方が回答している時に、いくつも自分の回答を書いていましたが、僕は普段のお笑いライブ同様に、他の方が回答している時は待たなくてはいけないという固定概念があって戸惑ってしまいました。
回答席に座って大喜利をやる緊張感は半端じゃなかったですけど、本当に勉強になりました。
――視聴者として「IPPONグランプリ」に抱いていたイメージは?
出演しているのは実績のある芸人さんばかりで、そんな方々がまだ戦うんだという思いで見ていました。地位も実績もあって失うものも山ほどあるのに、スベることも恐れずに戦っている姿が“お笑い狂人”のように見えて恐怖すら感じていました(笑)。
僕自身は「M-1グランプリ」で優勝したら、そういった戦いから解放されるのかなと思っていましたが、この「IPPONグランプリ」が立ちはだかりました(笑)。このお笑いにおけるらせん状の戦いからは、一生抜け出せないのかもしれません(笑)。
――憧れの松本人志さんの前で大喜利を披露しましたが?
「IPPONグランプリ」ほど緊張感のある番組だと、多分かみ合わないだろうと思っていたので、大喜利に関しては、もっと良い形で出会いたかったです(笑)。
――印象に残った出演者は?
粗品ですね。例え“一本”が取れなくても、前へ前へと向かっていく姿勢や回答数の多さに驚きましたし参考になりました。後輩ながら、先に「M-1グランプリ」「R‐1ぐらんぷり」の二冠をとっていますし、また粗品から学びました。
――出演を楽しみにされているファンの皆さまへのメッセージをお願いします。
昨年、「M-1グランプリ」で優勝しましたが、また「IPPONグランプリ」という新たな戦いが始まることになりそうなので、その瞬間をとくとご覧下さい(笑)。
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