次世代ヒロイン・莉子にインタビュー!ブラックシンデレラは「“1話に1ビックリ”が、必ずあるんです」

2021/05/21 16:30 配信

ドラマ インタビュー

「ブラックシンデレラ」主演・莉子にインタビュー!  撮影=阿部岳人

――圭吾と空は人柄が分かるにつれ、イケメン度が増しているように感じます。

そうなんですよ!だから、撮影中に面白い現象が起きたんです。1話から3話まではスタッフもキャストも正直、みんな空派だったんです。でも、4話以降は台本が配られるたびに空派と圭吾派に分かれたので、台本が配られるとまずどっち派かを確認し合うというようになっていきました(笑)。男性のスタッフさんも「圭吾いいな〜」「空いいな〜」って。視聴者の方もそういう目線で見ていただくと面白いと思います。

――しかも愛波がどちらとくっつくのか?というのも全然分からない。

そうなんですよね!そこが一番面白くて、続きが見たくなるところだと思います。

――そして、百合との関係性も気になります。

百合ちゃんは完全に悪役なので最初はうわ〜って思うと思うんですけど、見れば見るほど、実はこういう人なんじゃないかな?といろいろ考えさせられる人だと思うんです。だから、悪役だけど、とても興味深い人なんじゃないかな?と思います。愛波との関係がどうなるのかも謎ですよね。百合ちゃんの性格上、愛波と急に仲良くなるということはなさそうだなと思いますが、果たしてどうなるのか? そこも注目ポイントだと思います。

――劇中での百合と愛波はバチバチですが、現場では?

全くバチバチはありませんでした!重ためのシーンの前は互いに感情を作る必要があったのであまり話さないということはありましたけど、普段はめっちゃ仲良しです。超面白いんですよ、愛花ちゃん。みんなでいじったりすると、「違う! 私は天然じゃない!」って言ったり、本当に面白くて、超かわいい。みんな、いい方ばかりで最高の現場でした。

――現場では、みんなでいろいろ競い合う選手権をしていたんですよね?

神尾さんの発案で、“ほっぺふくらます選手権”とか“懐かしいものを言っていく選手権”とかしてました。ひたすら懐かしいものをみんなで言っていって、言えなくなったら脱落するんですけど、私と神尾さんは4歳ぐらい違うので、私の懐かしいものを神尾さんが分からないことも。それで30分ぐらい遊んだりしてました(笑)。

――神尾さんがそういう発案をするのは意外でした。

私も意外に感じましたが、本当にステキな方で、みんなを盛り上げてくれるんですよ。クラスメイトの男性キャストのなかで一番年上ということもあってか、気遣って盛り上げてくださったのではないかと思います。

――では、板垣さんはどんな方でしたか?

不思議くんでした。うまく会話できないぐらい不思議(笑)。すごくいい人なんですけど、何だか掴めなくて。掴もうとすると逃げるので、空と近いですね。それは瑞生くん自身も言ってました。今回、役と一番近いのは瑞生くんだと思います。圭吾と神尾さん、百合と愛花ちゃんは全然違って、私と愛波は他の方から見たら近いかもしれないですが、空と瑞生くんはとても似ていると思います。

――そうなんですね。そこも注目して見てみます。第6話以降も毎回驚きが隠されているなと感じました。

“1話に1ビックリ”が、必ずあるんですよ!人によっては“10ビックリ”あると思います(笑)。第5話の圭吾の“あの告白”後ぐらいから、皆さんの目に映る愛波がさらに強くなってきているのではないかな?と思います。もともと強かったですけど、また違った強さが生まれてきていることを演じながら感じました。なので、そういう部分も感じながら、愛波がどんなふうに最後のゴールテープを切るのか。いろいろ想像しながら見ていただけるとうれしいです。