1995年「デッドマン・ウォーキング」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したスーザン・サランドンと1997年に「タイタニック」でその名を知らしめ、2008年には「愛を読むひと」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ウインスレットが初共演した“家族との絆と覚悟”を問いかける感動の物語、映画「ブラックバード 家族が家族であるうちに」が2021年6月11日に公開が決定。
そしてこの度、姉妹役を演じたケイト・ウィンスレットとミア・ワシコウスカが、言い争う緊迫感溢れるシーン映像が解禁した。
ある週末の朝、リリー(スーザン・サランドン)は夫のポール(サム・ニール)と暮らす静かな海辺の邸宅に、娘のジェニファー(ケイト・ウィンスレット)、アナ(ミア・ワシコウスカ)とその家族たち、そしてリリーの学生時代からの大親友で家族同然のリズ(リンゼイ・ダンカン)を集める。
しかしそれはともに楽しい時を過ごすためのものではなく、安楽死を選択したリリーが“家族が家族であるうちに”過ごすために自らが用意した最後の時間だった。
集った家族とその友人たちは、それぞれ平静さを装いながら母の願いである最後の晩餐に参加する。しかし、あるきっかけで緊張の糸が切れ、次々と明かされていくそれぞれの秘密。そして最後に家族がとった行動とは。
「マンデラの名もなき看守」(2008年)や「ペレ」(1987年)などで知られるビレ・アウグスト監督による傑作デンマーク映画「サイレント・ハート」(2004年・日本未公開)を、同作の脚本家であるクリスチャン・トープが自身でアメリカ映画として脚色し「ブラックバード 家族が家族であるうちに」として、新たな映画として蘇らせた。
解禁された映像では、自らの意思で身体を動かせる内に、人生を終わらせようと“安楽死”を選択した母親に対し、医者でもある父親の診断をすんなりとは受け入れることはできない次女・アナ。母親がいなくなることを自覚した時に初めて、これまで母親と本気で向き合えてなかったことに気づき、なんとかして母の安楽死を止めようとしていた。
対する長女・ジャニファーは「ママが決めることよ、生きるも死ぬも」と、母親の意思をなんとか受け入れ、理解しようと努める。母を強く愛するが故にそれぞれの思いがすれ違い、言い争いになってしまう。
母親の安楽死を頭では理解していても、感情ではどうしても受け入れることができない次女・アナを、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年)で主人公・アリス役に大抜擢されたミア・ワシコウスカ、そして、リリーの夫ポール役で2人の父親に「ジュラシック・パークⅢ」(2001年)などで活躍するサム・ニールが演じ、脇を固める。
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