5月23日(日)に放送される「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)に、プロマインクラフターのタツナミシュウイチ氏が登場する。
いま、幅広い世代に支持されているゲーム「マインクラフト」。累計およそ2億本、世界で一番売れているゲームとして爆発的な人気を誇っている。
ユーザーはゲーム上のワールドと呼ばれる空間で、「採掘」「牧畜」「建設」をしながら冒険していく。特にゲーム内でアイテムと呼ばれる素材を組み立て、地形や建造物などあらゆるものを作ることができる「建設」は、デジタル版のブロック遊びともいわれている。
タツナミは、これまで50以上の街や建造物を制作。アンコールワットやピラミッドなどの世界遺産をはじめ、手掛けた作品はまさに芸術作品。それらを公式サイトで販売するなどして生計を立てる日本初の「プロマインクラフター」だ。
1976年8月生まれ、青森県弘前市出身のタツナミは、アニメーション関連の専門学校卒業後、アニメ・ゲームの音楽制作や音響エンジニアとして活動。33歳の時、義理の兄からマインクラフトの存在を教えてもらい、ゲーム建築をはじめ、2018年に公式サイトに初めてワールドを出品。以来、プロのマインクラフターとして活動している。
そんなタツナミの作品について、ユーザーたちは「家に居ながらにしてその場所へ行ったかのような気分にさせてくれる」と絶賛。「好きなことを仕事にしている限り生半可なモノは作りたくない」という信念の中、タツナミは昼夜問わずパソコン画面と対峙する。
また、マインクラフトはICT教育の導入に伴い、学校教育の教材としても取り入れられている。だが、どうやって授業に役立てればいいのか、使いこなせず四苦八苦している教員たちも多い。そんな中タツナミは、相談依頼に応え、学校に出向き自ら教壇に立って、「間違いから学ぶ授業」をテーマに子供たちに「知る喜び」を伝えている。
さらに、番組では新作建築を手掛ける舞台裏も放送。コロナ禍で外出が制限される中、仮想空間に、家族みんなが笑顔で楽しめる世界を生み出す“こだわり”が面白い。
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