“BTSの黄金マンネ”最年少JUNG KOOK、「悩んで悩んでその形にしました」“最年長”JINとの共同作業に自信

2021/05/22 05:30 配信

音楽 会見

JUNG KOOK(C)BIGHIT MUSIC

7人組男性ヒップホップグループ、BTSが5月21日、新曲リリースを記念したグローバル記者会見を開催。この日13時に全世界で同時発売されたデジタルニューシングル「Butter」について語った。

BTSの優しさとカリスマ性を同時に感じられる新曲「Butter」は、爽やかで中毒性の強い、ダンスポップベースの楽しいサマーソング。昨年8月21日に発売され全世界に旋風を巻き起こしたデジタルシングル「Dynamite」に続く全編英語詞の第2弾となっている。

「アーミーと記者の皆さんのためにカムバックをしました」


「アーミーと記者の皆さんのためにカムバックをしました。みなさんご声援お願いします。本日の記事もお願いします」とあいさつした、オールマイティーな末っ子JUNGKOOK(ジョングク)。最近はチームでのアルバム製作作業や、個人的な活動で忙しくしている中でも運動を欠かしていない様子で、「僕たちはいつ公演をすることになるか分かりませんが、いつでもできるよう体力をつけています」と明かした。

新曲の「Butter」について「とても楽しい、爽やかな感じがするダンス・ポップです。1回聞いたら忘れられないメロディ、何回も見たくなるパフォーマンスになっています。まずステージをお見せしたいという気持ちです」とアピール。MCの男性に「しかもイントロはJUNG KOOKさんから始まりますよね」と補足されると「MCの方、完璧です(笑)」と照れながら感謝していた。

MVでは最年長メンバーJINと共にファンの総称“ARMY”の“A”を表現したそうで、JINが「JUNG KOOKさんと僕がAを作る場面があるんですが、振り付けを見たときにAらしくないなと思いまして、僕とJUNG KOOKさんが悩んで、もっと良いAの形を作ってみました」とアピールすると、JUNG KOOKも「そうです。悩んで悩んでその形になりました。頭を抱えながら悩みました」と笑顔で同調した。

また、「2021ビルボード・ミュージック・アワード」のノミネートについて「まず、去年の2部門に続き、今年は4つの部門の候補になったのがとてもすごいことなので本当に光栄だと思います。中でも“トップセールスアーティスト”と、“トップセーリングソング”は初めてノミネートされただけに、さらにうれしいです。『Dynamite』を発表して1年くらい経ちましたが、今も多くの方々が愛してくださってる感じがして、とても感謝していますし幸せです」とコメント。

さらに「『Dynamite』はパンデミックの中で全世界にポジティブなエネルギーを伝え、『Life Goes On』では勇気と希望を与えました。次の『Butter』ではどんな影響を?」という質問には、ひょうひょうとした表情で「『Butter』はとてもシンプルです。だんだん暑くなって来てますし、もっと暑くなると思いますが、多くの方々が今年の夏はBTSの『Butter』と一緒に楽しく過ごしてくだされば、という気持ち。それだけで十分です」とまとめていた。

BTSのデジタルシングル「Butter」は全世界で発売中。また、現地時間5月23日に開催される「2021 ビルボード・ミュージック・アワード」で「Butter」を初披露する。

ほか、現地時間5月25日(火)にはアメリカの人気トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演。同28日(金)には朝のニュース番組「グッドモーニングアメリカ」が開催するサマーコンサートに出演する。

◆取材・文=坂戸希和美