新曲については「Butterという曲自体がエネルギッシュでかわいい曲なので、パフォーマンスもかわいい悪党のように投げキスをしたり髪をかきあげる動作がポイントになります。そしてこれまでご覧になったBTSのエネルギッシュな姿も見られます。ユニットの振り付けも魅力があるので、そちらもご覧ください。新鮮だと思います」とアピール。なお、RMにJ-HOPEのバターヘアは少し不評の様子だった。
その一方、「全世界にとっても、BTSにとってもローラーコースターのようだった2020年で得た教訓は?」という問いには「教訓というのはあまりにも大げさなので慎重になりますが、このコロナ禍で僕たちも計画が台無しになり、かなり混乱した不安な気持ちになりました。でもその代わり、計画になかったデジタルシングルを発表することになり、アルバム制作をしながらめでたいこと(受賞など)もたくさんありました。ローラーコースターのような1年」と回答。
そして「そんなとき最も大きな役割を果たしたのはやっぱり音楽。つらいとき大変なとき突破口にもなれるのが音楽であり、めでたい記録を成し遂げてくれたのも音楽でした。昨年音楽の力を実感することができたので、これからもそのような音楽を作って、ステキなエネルギーを届けたいと思いました」と続け、「最も重要なのは、とても慣れていたものに対する愛しさ、大切さ、ありがたさを実感しました、それが大きなことだったんだなと」と、戻らない世界への切なさも垣間見せていた。
BTSのデジタルシングル「Butter」は全世界で発売中。また、現地時間5月23日(日)に開催される「2021 ビルボード・ミュージック・アワード」で「Butter」を初披露する。
ほか、現地時間5月25日(火)にはアメリカの人気トーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」に出演。同28日(金)には朝のニュース番組「グッドモーニングアメリカ」が開催するサマーコンサートに出演する。
◆取材・文=坂戸希和美
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