“プデュ大好き芸人”塚地武雅&横澤夏子が「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」を語る!<インタビュー前編>

【写真を見る】番組テーマ曲「Let Me Fly ~その未来へ~」のポーズ 撮影=booro

成長しなきゃいけないから、ちゃんと話し合いができる


横澤:練習生それぞれにとって、乗り越える壁が全然違うっていうのも新しいですよね。初心者の方は、そりゃ苦戦するよな~って思ったり。

塚地:そこが確かに面白いところやね。いわゆる木村(柾哉)くんや田島(将吾)くんみたいな既に高いスキルを持ちながらさらに伸びようとする子と、ダンスや歌は未経験っていう子たちが、同時にこのオーディションに参加してるっていう。

横澤:だから、未経験の子たちが「ダンスを覚えられない」っていう壁にぶち当たってる中で、できる子たちは「どうやって引っ張っていけばいいんだろう」っていう壁にぶち当たってるんですよね。まさに人生を描いてる!って思います。

塚地:ステージの編成ごとに必ずぶち当たる壁はあって、その時に「後悔したくないから」と我を通すのか、ここは周りの意見を尊重しようって引くのか…そういう葛藤を通して練習生が変わっていくし、成長過程を覗き見させてもらってる感じやね。

横澤:本当にそうですね。#4で古瀬(直輝)くんが言った「カメラとか気にしちゃってあんまり言えないけど」っていう言葉も、そうだよね~!(泣)って思いました。視聴者の目を気にしながらも伝えなきゃいけない、チームを先に進めなきゃいけないっていう、めちゃくちゃつらい状況下でやってるんだなって。

塚地:でも、我を通したことで決して険悪にならないっていうのもすごいよなぁ。リアリティーショーみたいな要素も含まれてるよね。「&LOVE」2組の、篠原(瑞希)くんと高校生とのぶつかり合いみたいなのも、普通は見れないじゃない。なんやったら、自分を良く見せるために守りに入りがちなところを、お互いにぶつけないと先に進めないってとこまで行くから。それであのグループは1位になって、そこから高校生たちの輝きも変わったと思う。

横澤:日常生活ではあそこまで言わないでおこうって思うけど、この番組ではデビューっていう夢に向けて成長しなきゃいけないからこそ、ちゃんと話し合いができるんですよね。そしてリアルにも変換できるので、勉強になるなって思います。「そういう時は、こう伝えれば良いんだ!」とか。

塚地:普通、面と向かって言わないもんね。終わってから、飲み会とかで「あいつなんなん?」って悪口を言うみたいな(笑)。その場でぶつけるっていう構図は、家族みたい。家族の前だと言えることも、職場や学校では言えなかったりするけど、練習生のみんなはそういうことも言い合っていけってトレーナーさんたちにも教えられてるから。

横澤:ぶつからなかったら、今まで見せてもらったステージは完成してなかったんだって思うと、本当に過酷な生活してるんだな~って思いますけどね(泣)。

塚地:やっぱり揉めた分、パフォーマンスがうまくいった時の達成感や、流れる涙の量も変わってくるやろうしね。

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第3話 場面写真 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

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