実際にオーディションを経験して、佐藤は「これまで周りの人にどれだけ支えられてきたのかが、すごく感じられました。ライブでパフォーマンスを発揮できたのも私だけの力ではなく、ファンの方たちの温かい応援があったからやってこれたんだって分かりました」と、さまざまな気付きがあった様子。
一方で、「グラビアに挑戦したことで、『あむが何をしたいのか分からないよ』『応援しにくい』と言われたりもしました。いままでライブに来てくれていた方が撮影会に来てくれなかったり、ツイートへの反応もだんだんとなくなってしまった」と、ファン離れへの精神的なつらさについても語る。
それでも、佐藤はできることを1つずつスタート。よりかわいく見える写真とはどのようなものなのか、メークの研究はもちろん、カメラの画角研究や加工アプリを使って色味を変える方法などの勉強を始めている。
「このオーディションを通じて、人の優しさに甘えているだけじゃダメなんだってことに気付かされました。課金制のオーディションは、ファンの方たちに金銭的な負担を強いることになる。だったら、お金を出しても後悔されないように良いものを作ったり、セルフプロデュースをして、私自身がみんなを引っ張っていく必要があるんだってことに気付かされました」と明かす佐藤。
自分がファンに納得してもらえるようにツイートの仕方についても研究を続け、オーディションの参加を表明する審査ツイートを投稿した。
「多い子は300RT以上も行っています。私は他の候補者の方たちに比べて新人だし、ようやくスタート地点に立ったばかりだけど、絶対にアイドルとして成長したいし成果を出したい! だから、皆さんRTだけでもいいので応援してほしいです」とメッセージを送っている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)