“プデュ大好き芸人”塚地武雅&横澤夏子が「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」を語る!<インタビュー後編>

同シリーズの過去作と比べながら日プの面白さについて語ってくれた塚地 撮影=booro

話し合わないと自分の魅力が死んじゃうかもしれない


――グループバトルで印象的だったのは?

塚地:「AGEHA」2組の(高塚)大夢くんが、ボーカル力で一気に巻き返したところ。あれこそオーディション番組ならではというか、最初目につくのってダンスやルックスだったりするじゃないですか。だから、最初はあまり浮き彫りにならない歌唱力がステージで爆発すると「何これ!?」ってなる。今までのプデュでも、必ずボーカル力の高い子がちゃんとグループに入ってるのよね。ダンスがうまい子だけ集まっても、グループとしては弱くなっちゃう面があるだろうし。

横澤:ってなってくると、ラッパーとかも必要になってくるってことですよね。バランスを見ながら選ばなきゃいけないんだなぁ。

塚地:ダンスだけじゃない、それがアイドルだから。

横澤:グループバトルは、同じ曲をやらせるのも面白かったです。同じ曲でこんなに違うんだっていう“色”が出るのもそうだし、どの部分で勝負するの?っていうのが面白いなって。

塚地:いろんな可能性が散りばめられてるよね。歌唱力に自信がないならラップで魅了するとか、あるいはダンススキルを上げるとか、ちゃんと自分に合ったものを見つけてステージで輝ける。

横澤:パートもグループで話し合って、ミニオーディションみたいなのやるじゃないですか。パート次第で大きく変わってくると思うから、それすらもグループ内で決めさせるってなると、いろんなことを考えるんでしょうね。納得できるまで話し合わないと、自分の魅力が死んじゃうかもしれないから。

塚地:パート変更を願い出た北山(龍磨)くんも、あの後ろめたさを抱えたまんまステージに上がってたら、言っとけば良かったってなってたかもしれないよね。そうやってグループにはいろんなポジションがあるって考えるなら、やっぱり“バラエティー枠”があると一番理想的だと思う。そうなってくると…ムラケン(村松健太)が!(笑)

横澤:ムラケ~ン!(笑)

塚地:徹底してそこを自分で切り開いてて、明るく面白いことを言おうっていう姿勢が良い。

横澤:でも青山テルマさんに「面白い男で終わらせたいの?」って、ちゃんと怒られてましたよね。あれはムードメーカーとして厳しかったとは思います。

塚地:ステージ始まる前とか終わった後のナインティナインさんとの絡みでうまく返せてたり面白かったりすると、その印象も残るから大事よね。

横澤:そこの才能も秀でてるってなると、音楽番組に出た時とかに輝くんじゃないかって思ったりしますよね。本来、カッコいいアイドルが無理に面白くしなくても良いじゃないですか。でもそういうキャラの子がいるだけで、周りがすごく助かる。

塚地:松本(旭平)くんとかも面白いよなぁ。最年長っていうのをちゃんと武器にしながら、笑いも取ってて。「疲れが取れにくくなりました」とか、あんな返しなかなかできない(笑)。

横澤:27歳なんて、まだまだ若いですよ!(笑)。

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」第5話 場面写真 (C)LAPONE ENTERTAINMENT

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