テレビ東京系で放送中のアニメ「あにゃまる探偵キルミンずぅ」。そのオープニング&エンディング主題歌を担当し、本作で日本デビューを飾るタイの大人気双子アイドルユニット“Neko Jump (ネコジャンプ)”についての詳細が明らかになった。
Neko Jumpは、'06年9月に、タイの「RS promotion」からデビュー。'89年12月10日生まれの19歳、ヌーイ(ワラッター・イムラーポン=写真左)とジャム(チャラッター・イムラーポン=同右)の正真正銘の双子によるアイドルユニットで、デビューミニアルバム『Neko Jump』によりタイ本国で早々に人気を獲得。同時に、日本のコアなタイポップスマニアたちの間でも話題を呼んだ。
「あにゃまる探偵キルミンずぅ」のオープニング曲に起用されている代表曲「POO(プー)」では、キュートなルックスと萌(も)え系衣装、双子ならではのナチュラルシンクロナイズしたダンスとハーモニー、日本の萌(も)え文化を取り入れたPVなどで人気に。POOとはタイ語で“カニ”のことで、「夢の中にヘビが出てくると運命の人に出会えるらしいけど、わたしの夢の中にはハサミが大きな怖いカニさんしか出てこないの…」というシュールな内容の歌詞になっている。
一方、エンディング曲の「Chuai Mad Noi(チュアイ マッ ノーイ)」は「つなぎとめて」という意味で、「わたしのハートが逃げてしまったので、もしもあなたがそれを見つけたらつなぎとめておいてね」という内容のラブソング。2人の「オハイヨーゴザイマス!」という舌っ足らずな発音による日本語が印象的だ。
'07年3月と'08年3月には東京都内のライブハウスでライブを開催し、タイ&東南アジア関連のイベントでも来日。さらに、ことし3月には、日本の“カワイイ大使”ことポップカルチャー発信使(ロリータファッション界のカリスマ・青木美沙子氏、原宿系ファッションリーダー・木村優氏、ブランド制服ショップCONOMiのアドバイザー・藤岡静香氏)がバンコクを訪問した日本文化紹介事業「Kawaii Festa(カワイイ・フェスタ)」に、タイ側のゲストとして出演するなど、日本とタイにおける“カワイイ文化”の懸け橋的役割も果たしている。
'07年2月に2ndミニアルバム『Joob Joob(ジュブジュブ)』を、'08年10月には3rdアルバム『Lady Ready !』をリリースし、ビジュアル(メーク&衣装)が大きく変化したが、その素顔は変わらず「ピュア」そのもの、という“Neko Jump”に注目が集まりそうだ。
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