西島秀俊、ワンシチュエーションドラマに「撮影かレストランに就職したか分からなくなった」＜シェフは名探偵＞

5月31日(月)スタートの「シェフは名探偵」(毎週月曜夜11:06-11:55※初回5分拡大、テレビ東京系ほか)のオンライン会見が行われ、西島秀俊、濱田岳、神尾佑、石井杏奈が出席した。

同ドラマは、近藤史恵による小説「タルト・タタンの夢」 「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」を実写化。フレンチレストラン『ビストロ・パ・マル』を舞台に、シェフ・三舟(西島)が人並み外れた洞察力で、訪れた客たちの巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解き明かす。濱田は新人ギャルソン・高築役、神尾はスーシェフ・志村を、石井はソムリエのゆきを演じる。

物語は、主に『ビストロ・パ・マル』のワンシチュエーションで展開される。西島は「撮影しているのか、レストランに就職したのか分からなくなりました(笑)。神尾さんと撮影中に次の料理の仕込みをしたりして、料理の途中に演技をしているような不思議な感じでした」と明かした。神尾も「お店が地下だったので、昼か夜かも分からず野菜を切っていました」と振り返った。石井は、「ワンシチュエーションドラマは初めてで、同じメンバーでずっといるというのはあまりないので、いい経験でした。お三方の面白さにたくさん笑わせてもらって、乗り越えることができました」とにっこり。

また、ドラマについて濱田は「なかなか見たことがない温かい作品」と説明。西島は、「料理を通して人の悩みを感じ取って、解決していく。1話では、チョコレートがなぜか素数の詰め合わせしかなく、作っている人がどんな思いを持っているかを洞察します。料理で謎解きするってこういうことなんだというのが分かる。ぜひ見ていただきたい」とアピール。さらに「(コロナ禍で)外食ができない状況ですが、ゲストの俳優さんたちと『パ・マル』に一緒に来店する感じで見てもらって、おいしそうな料理とあたたかい人間ドラマを楽しんでいただけたら」と話した。