お魚王子・鈴木香里武が「深海WANTED7」ヨコヅナイワシ捕獲の奇跡を解説!

2021/05/29 07:00 配信

バラエティー

沖縄の海で撮影した巨人の耳栓 (C)国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館

巨人の耳栓とか、ホテルのベッドサイドにあるランプみたいな形をした海綿とかね、後者はチューリップ海綿と呼んでいましたけど、いちいち面白いですよね。

今回捕獲した中にゴカクヒトデの仲間がいますけど、このヒトデもまだ未記載種で、もしかしたら新種なんじゃないかとも言われていて、調査が進んでいると思います。だから「この番組で新種発見!」って、数年後にニュースとして出るかもしれないですね。新種登録するのには5年くらいかかるから。

ヨコヅナイワシも最初に発見されたのは2016年。ちょうど5年かかりました。調査をして、これは新種だと断定するには、いろいろたいへんみたいです。どうしても年月がかかってしまう。今回番組が見つけた魚たちも、5年後にニュースになっている発見がたくさんあるんじゃないかと思いますね。

鈴木香里武 撮影/阿部岳人

――番組全体を通じて、読者・視聴者へのメッセージをお願いします。

番組は、ヨコヅナイワシ捕獲のところだけが面白いわけじゃなくて、常に面白い内容になっています。沖縄の映像も、ROVで深海を進んでいく映像がたくさん流れるんですけど、見ているだけでかなりワクワクします。砂地を進んでいくだけじゃなくて、断崖絶壁がそびえているようなところのすれすれを進んだり、岩の中にも入ったり。臨場感があって、まるで遊園地のアトラクションのような、岩の中をどんどん進んでいく、そういった疑似体験をできるような映像になっています。生き物が出ていない、機器の移動のところさえも見どころと言えます。

ココリコの田中直樹さんが「全編すごい映像が目白押し!」とおっしゃっていますけど、こういった番組って、前半はそこまででもない映像があって、最後にすごいことが起こるじゃないですか。今回の「深海WANTED」は、ずーっとすごいことが続きます。だから1秒たりともトイレに行ったりせず、最初っから最後まで、全編通して楽しんでもらえる、時間を忘れて楽しめる番組だと思います。

「爆笑問題の深海WANTED7」MCの爆笑問題(左から田中裕二、太田光) (C)テレビ静岡

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