日向坂46影山優佳、自分の“武器”は「100点満点のところを120点出そうとする気持ち」<Interview>

2021/05/30 12:00 配信

アイドル アニメ インタビュー

日向坂46・影山優佳がインタビューに応じた ●撮影:永田正雄

――アニメプロジェクトの応援マネジャーに就任した感想は?

「まさか、私が?」という感じでした。今までこういう機会はなかったのですごくうれしかったです。

私自身、大好きなサッカーをもっともっと広めていきたいという思いがありました。応援マネジャーを務めるということが、その一歩になるのではないかなと思っています。

――応援マネジャーとしてやってみたいことは?

もともとサッカーが好きな人には、アニメで見るサッカーの楽しさを味わっていただきたいです。今回の作品は、サッカー愛にあふれた小ネタがたくさん盛り込まれているんですよ。きっと、サッカーが好きな人だったら気付いていただけると思うので探してみてください!

これまであまりサッカーに触れたことがない方には、サッカーを頑張っている高校生や女の子たちがどんなことを考えながら生きているのか。どういう思いを抱いてプレーしているのか。一人一人の感情が伝わりやすいアニメになっているので、いろいろな見方があるということをたくさんの人に知っていただけるような活動ができたらいいなと思っています。

――映画版が6月11日(金)から公開されますが、影山さんはTVアニメ版で声優にも初挑戦していますね? 

お芝居がすごく好きで、これから声の演技の勉強もしていきたいなと思っていたんです。今回、応援マネジャーだけではなく、声優としても参加できるということでうれしい反面、アフレコはすごく緊張しました。

――声を担当しているあやめはどんなキャラクターですか?

あやめちゃんは、冷静だけど熱いタイプの女の子。サッカーに関して言うと、私も結構負けず嫌いなところがあったので、似ている部分はあるのかなと思いながら演じました。

――あやめを演じる上で心掛けたことはありますか?

原作の漫画ではあまり登場しないキャラクターということもあって、どんなふうに演じればいいのか迷った部分はありました。声だけで、感情や思いを伝えることも想像以上に難しかったです。

あやめちゃんは冷静に俯瞰(ふかん)で見ているけど、どこか言葉に魂がこもっている。そんな感じを意識しながら本番に臨みました。

――影山さんとサッカーの出合いは?

最初にサッカーを始めたのは5歳の時。自分がやりたかったというよりは、サッカー好きの家族に地元のサッカークラブに入れられた感じです。

――いつ頃から、本格的に興味を持ち始めたんですか?

好きになるまでに段階があって、小学生の頃はどちらかというと見るよりはプレーする方が好きでした。週末になると家族でスタジアムに行って試合を見るんですけど、90分の試合時間がすごく長く感じていたことを覚えています。

本格的に好きになったのは、サッカーの審判の資格を取ろうと思った中学生の頃。サッカーを違う視点で見ることができたらいいなと。もっと、サッカーについて詳しくなりたかったんです。

選手一人一人に注目したり、スタジアムの上の方から全体を見て、どういう戦術で相手チームを攻略しようとしているのかを考えたり。いろいろな楽しみ方ができることに気付いてから、どんどん面白くなっていきました。