――グループ活動をはじめ、お芝居やサッカー番組など、幅広いジャンルで活躍されていますが、影山さんが思う自分の“武器”は何ですか?
う~ん、難しいですねぇ…。常に上を目指そうとしているところかなぁ。100点満点のところを120点出そうとする気持ちは武器なのかなと。
今はありがたいことにいろいろチャンスを頂くんですけど、それに満足するのではなくて求められている以上のことをやろうとする気持ちや、もう1回呼んでいただけるようにと思いながら頑張る。そう思える自分は我ながらすごいんじゃないかなって思います(笑)。
――手に入れたいと思う武器は?
自分の気持ちを素直に出すこと。グループ活動をしていると、自分が思っていることをちゃんと言葉にしないと伝わらないことがあるような気がするんです。
この間、泣く芝居を求められたんですけど、今まであまり人前で泣いたことがなかったのですごく抵抗があったんです。そういう時に、もう少し自分の気持ちを素直に表現できるようになれたらいいなと思います。
――またまた、タイトル絡みの質問で恐縮ですが、今“さよなら”したいことはありますか?
私、物が捨てられないんです。一般的に見たらどうでもいいものでも、自分にとっては思い出があるから、とりあえず取っておくんです。そうすると、どんどん物が増えてしまって大変なことに。この“もったいない精神”からさよならしたいです(笑)。
――では、最後に読者の方へメッセージをお願いいたします。
アニメ「さよなら私のクラマー」の魅力はキャラクター全員が主人公になれるところ。一人一人の感情の揺れ動きがしっかりと描かれているので、きっと共感できる登場人物が見つかると思います。作品を見ながら、いろいろな生き方があるんだなと感じていただけたらうれしいです。
◆取材・文=月山武桜
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