柳楽優弥がベテラン俳優との共演でNG連発「俺このまま死ぬのかな」

5月28日放送の「A-Studio＋」(TBS系)に柳楽優弥がゲスト出演し、ベテラン俳優との共演時に感じたプレッシャーについて語る場面があった。

是枝裕和監督の映画「誰も知らない」に14歳で抜擢され、カンヌ国際映画祭で最優秀主演男優賞を獲得した柳楽。

「誰も知らない」の撮影について、柳楽は「演技ができない子どもがキャスティングされていたり、台本がない状態で現場に行く特殊な撮影方法だった」と説明し、その後の仕事で「え、セリフって覚えなきゃいけないんだ」といった戸惑いを感じたとか。

2013年には李相日監督の映画「許されざる者」で渡辺謙、柄本明、佐藤浩市らベテラン俳優と共演したが、李監督からは様々な場面でNGを出されてしまったという。

柳楽は「柄本さん、渡辺謙さん、浩市さんを目の前にして何十テイクもやるのでどんどん萎縮していく。歩き方とか。セリフ話す前なんですよね」と同作の撮影現場を振り返る。さらに「怖かったですし『俺このまま死ぬのかな』みたいな。緊張して震えてるのか、寒くて震えてるのか、わからないぐらい」と、その時のプレッシャーについて語っていた。

また、柄本からは「いいところを見せようとするな」とアドバイスされたことを明かし、柳楽は「『いいところを披露するのがいい演技ではないんじゃないの』っていうことを言っていただけたのがすごい印象に残ってます。憧れます」と語り、柄本へのリスペクトを示していた。

放送終了後のネット上には「自分のせいで撮り直しになって先輩を待たせるとか想像しただけでキツい」「柄本さんのアドバイスが深い」などのメッセージが寄せられていた。

次回の「A-Studio＋」は6月4日(金)放送予定。